「夫がオーブンに入れてふたを閉め、スイッチを入れたのを笑って見ていた」「長男が入れられたごみ箱が置いてあるのを見て、夫に『そんなところに置いておかないでよ』と言った」 検察側は冒頭陳述で、夫が行った虐待行為の内容を一つずつ挙げながら、それを止めなかった菅野被告の責任の重さを浮き彫りにすることに腐心した。 菅野被告も平手で長男を殴ったり、長男の手足をベッドに縛り付けたりするなどの暴行を行っている。 ただ、弁護側は「虐待行為への直接の関与は少なかった」と主張した。既に確定している夫の判決で「犯行の大部分を(夫が)行った」と認定されていることも影響しているようだ。 検察側は菅野被告が夫に長男のしつけを依頼していたことや、虐待を間近で見ておきながら長男を守らなかったことを裁判員に訴えようとした。 弁護側はこれについても「夫から暴力をふるわれており、夫を恐れて虐待行為を止めることができなかった」と反
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