約7年に及ぶ宇宙の旅を終えて、地球に帰ってきた小惑星探査機「はやぶさ」。その探検の様子を描いた映画「HAYABUSA BACK TO THE EARTH(ハヤブサ・バック・トゥ・ジ・アース)」が相模原市立博物館(中央区)のプラネタリウムで上映され、人気となっている。 映画は宇宙航空研究開発機構(JAXA)などが手がけた。はやぶさや宇宙などをCGで表現し、打ち上げや航行中のトラブルを乗り越える様子などを叙情的に描く。ナレーターがはやぶさに語りかけ、ストーリーが展開していくという作品だ。 同館のプラネタリウムは県内最大級の直径約23メートル。視界いっぱいに広がる宇宙空間で、打ち上げから小惑星「イトカワ」に向かい、地球に戻るまでを、はやぶさと一緒に旅するように楽しむことができる。 同館の隣には、はやぶさの宇宙での運用・管制を担当したほか、持ち帰った資料の分析も行う、JAXAの「宇宙科学研究所」が