ここ数年、室内で楽しめる手軽な赤外線コントロールアイテムが人気だ。飛行機やヘリコプター、はては“未確認飛行物体”まで、実にさまざまな製品が登場している。そして1月14日に開幕した玩具メーカーの合同商談会「トイフォーラム2009」では、その極めつけといえそうなアイテム――戦艦「大和」が姿を見せた。 従来の赤外線コントロールアイテムは“手軽さ”が最大のウリだが、今回はテイストがまったく違う。タカラトミーブースで「技MIX 地上航行シリーズ第1弾」と銘打たれた戦艦大和は、昨年の静岡ホビーショーでお披露目して人気を博したというリアル志向の艦船モデル。より製品に近い形となり、またオプションとして販売されるジオラマキット「情景ストラクチャーシリーズ」もそろえた形で展示された。 700分の1スケールの大和は、戦時中の呉軍港を再現した巨大なジオラマの上に浮かんで……いや、のっている。航行中の姿を再現するた