「Julius」を導入する 残念ながら現在OS Xに標準装備の音声認識機能では、iOS 4のような使い方は難しい。しかし、Apple以外による日本語対応音声認識エンジンは開発が進み、クセのない言い回しと滑舌良い発音を心がければ、長めのセンテンスでもそれなりの精度で認識されると聞く。そのひとつが、複数の大学・研究室により開発が進められる「Julius」だ。 その精度を体感すべく、手元のMacへインストールしてみよう。なお、動作確認はSnow Leopard(v10.6.4)で行なっているため、それ以前のシステムおよびPowerPC搭載機については考慮しないので念のため。 「PortAudio」のインストール 音声の入力に内蔵マイクを利用するため、オープンソースのオーディオ入出力ライブラリ「PortAudio」を導入する。なお、現行バージョンの「Julius」は64bitバイナリでは動作しない
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