まずは説明抜きで「高速電車ER(ЭР)200形」を見てください。どことなく「0系新幹線」に似ていませんか? 突き出たノーズ、すらりとスマートな白いボディーと青帯、高い位置の運転台。スカートが青だったらもっとソックリな印象が強まったはずです。 ER200形は1960年代後半から製造開発が始まり、完成したのは1970年代半ば。日本で0系新幹線がデビューしてから約10年後のことです。最高速度は時速200キロ、1編成14両。こんな仕様も新幹線と少し似ています。 車内は2列+2列のリクライニングシートが並び、エアコンと電熱ヒーターを備えた、当時としてはかなりのゴージャス仕様。先頭車にはビュッフェも設けられていました。しかしずいぶん窮屈だったとか。そのため車内販売の方が好評だったそうです。

