中国が目指す台湾統一が達成されるとどうなるか。スタディサプリ講師の村山秀太郎さんは「現在、最先端半導体の製造のほとんどが台湾のTSMC一社に集中している。もし中国が台湾に侵攻し、支配下に置いた場合、世界経済は瞬時にして機能不全に陥ることになる」という――。 【画像をみる】半導体製造の4つのプレイヤー。 ※本稿は、村山秀太郎監修『2時間 de 資源史』(秀和システム新社)の一部を再編集したものです。 ■中国の台頭で「平和な時代」は終わった 1990年代から2000年代にかけ、世界はグローバリゼーションの恩恵を謳歌していました。 日米欧の先進国が技術革新をリードし、アジアの新興国が安価な労働力でそれを生産する。国境を越えて協力し、最も効率的な場所でモノづくりを行うことが正義とされていました。 しかし、その平和で効率的な時代は、ある一つの国の爆発的な台頭と、それに伴う地政学的な対立によって、終わ

