特集 平成から令和へ天皇と日本の歴史を考える ※サポート会員に登録すると無制限で、岩上安身インタビューおよび特報などの全編が閲覧いただけます。ぜひサポート会員登録をご検討ください。→登録はこちらから ※2015年4月3日、テキストを追加しました。 「天は人の上に人を造らず」――。福沢諭吉の『学問のすゝめ』に記されたこの一節は、「人間の平等を説いた」ものとして、あまりにも有名である。 しかし、新刊『天は人の下に人を造る―「福沢諭吉神話」を超えて』(2014年12月、インパクト出版会)を発表した帯広畜産大学教授の杉田聡氏は、本書の中で、そのような平等主義者とは真逆の、差別主義者としての福沢諭吉像を提示している。 杉田氏によれば、福沢が平等を説いたのは、あくまで中産階級に属する男性に限定してのことであって、農民や職工、さらに女性に対しては、徹底した差別主義者だったという。 「福沢は、富豪のために

