かつてのオタク差別はそれはもう酷いものだったが、現在はほぼ消滅した 山本弘のSF秘密基地BLOG:オタク差別は消滅しつつある ↑の記事に、ほぼ同意見。 80年代に端を発した、「人間をネアカ/ネクラに"人種分け"し、ネクラ側の人間は好きなだけ馬鹿にしてもよい」というネクラ差別と、その延長としてのオタク差別。これが最もひどかった全盛期が、80年代中盤~00年代中盤までの、約20年間。その後、差別は緩やかになっていき、現在はほぼ消滅した。これが、この件に対する私の認識です*1。 私がこう考える根拠のひとつに、90年代のオタクの常識であった「隠れオタク」や、00年代初頭に盛り上がった「脱オタ」ムーブメントが、現在ではほぼ死語と化しつつある、という状況があります。 『隠れオタク』『脱オタ』の時代 「隠れオタク」は、オタクであることが周囲にバレると迫害を受けるため、アニメやマンガが好きであることを周囲