抱き枕カバー印刷の老舗、栃木県宇都宮市のプリントエイティからお届けする工場レポート。印刷工程以外にもいろいろと見せていただいたので、後編ではそちらをお届けしたい。1階は作業場だが、2階は倉庫になっているというので、そちらを見せてもらう。案内役は前回と同じく、プリントエイティで抱き枕事業を一手に担当する丸山さん。「雑然としてるだけですよ」と笑いながらも奥へ通していただいた。 2階の事務所脇のスペースが抱き枕倉庫となっており、中身となるクッションや、梱包用の大型の段ボールがまとめて置かれている。思ったよりは少なめという印象。完全受注生産制なので、倉庫スペースはあまり必要ないのだとか。クッションそのものの製造もプリントエイティでは行っておらず、外部の業者に委託している。 倉庫に置かれた抱き枕の中身。縦長の抱き枕が二つ折りにして並べられている こちらはビーズクッション用の生地。ビーズは流動性が高い