制作するケータイサイトの要件が固まったら、制作作業に入ります。デザインをもとに画像やHTMLを用意してページを組み上げていく工程そのものはPC向けのWebサイトと同じですが、ケータイサイトでは携帯電話の機能的な制約や、キャリアや携帯電話端末の世代による仕様の違いを意識することが重要です。 キャリアや端末の違いに留意して実装 ケータイサイトのHTMLは、要件定義で決定した仕様に従って作成します。対象端末が広範に及ぶ場合、3G対応以降の端末ではXHTMLで統一し、それ以前の端末ではコンパクトHTMLやHDMLなど、キャリアや端末ごとの対応言語を使って記述します。ただし、HTMLのバージョンによっては使用できるタグに制限がありますので、言語の仕様を確認しましょう。 絵文字やアクセスキー(数字キーによるショートカット)、入力フォームの入力モード指定など、キャリア固有の機能を使う場合は、キャリアごと
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