では、どのくらいの可能性で陽性となるのだろうか。少なくとも日本の空港で行っている抗原検査の結果については、厚生労働省が「新型コロナウイルス感染症の検査実績について(空港検疫)」というかなり詳しいデータを公開している。これによれば、最近どの国から日本に入国した人のうち、どのくらいの人が陽性だったのかがわかる。 例えば、タイから帰国した日本国籍者の陽性率は、2022年2月下旬からの1カ月で約1.24%だった。気をつけなくてはならないのが、この入国者はすべて72時間以内にPCR検査を受けて陰性だった人だということである。 そのことから考慮すれば、タイ国内で陽性となり、日本に帰国できずにいる人がそれよりも多い割合であることが推察できる。結局、日本入国に際して検査がなくなるまで、会社勤めの人が安心して海外旅行に行けるとはいいがたいのが実情だ。 飛行機のドアが開いてから空港を出るまで3時間 帰国便のJ
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