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  • 山下澄人『しんせかい』はここがスゴい!【芥川賞受賞】|P+D MAGAZINE

    山下澄人『しんせかい』の受賞が決定した第156回芥川賞。その受賞候補となった5作品をあらすじとともに徹底レビューします! 2017/01/17 2017年1月19日に第156回芥川賞が発表され、山下澄人さんの『しんせかい』が見事に受賞を果たしました。 俳優でもある山下さんが倉聰主催の「富良野塾」に参加した体験をベースに書かれたこの小説は、瑞々しい青春を描いた不思議とクセになる文章が魅力です。 さて、賞の発表から遡ること数週間前に、P+D MAGAZINE編集部は村田沙耶香さんの『コンビニ人間』が芥川賞を受賞した前回に引き続き、全候補作を徹底的にレビューする企画、「勝手に座談会」を開催しました。 作家であり批評家である坂上秋成さんをゲストにお招きした今回の座談会は、前回をはるかに上回る濃密さに。 果たして受賞予想は当たっていたのか? 惜しくも落選した他候補作の感想は? 最後までじっくりとお

    山下澄人『しんせかい』はここがスゴい!【芥川賞受賞】|P+D MAGAZINE
  • 「ゴジラを待ちながら」三島由紀夫・武田泰淳が映す“破滅”の夢。|P+D MAGAZINE

    「ゴジラを待ちながら」三島由紀夫・武田泰淳が映す“破滅”の夢。 映画『シン・ゴジラ』の熱狂が冷めやらぬ今日この頃。1954年に発表された『ゴジラ』第1作もまた、世間に多大なインパクトをもたらしました。三島由紀夫や武田泰淳といった同時代作家たちの作品から、その影響について探ります。 2016/09/14 (トップ画像)Photo By Eugene Flores 『シン・ゴジラ』の大ヒットに、三島由紀夫を想う 庵野秀明監督作、『シン・ゴジラ』が封切られてからというもの、インターネット上では絶賛のコメントが相次ぎ、一種の「お祭り騒ぎ」と化していることは皆さんもご存知の通り。 細かなあらすじの紹介はネタバレになるのでさて置くとして、今作の目玉の一つと言えるのが過去のゴジラ作品を凌駕するような熱線放射のシーンです。 ゴジラが咆哮し、背びれを光らせ、口から熱線を吐く……このお決まりの展開は、往年のゴ

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  • 山崎ナオコーラ『美しい距離』インタビュー。私たちは、死ぬ時だって社会人だ。|P+D MAGAZINE

    MOGGY
    MOGGY 2016/08/30
     読み応えある。
  • 『コンビニ人間』(芥川賞受賞作)はここがスゴイ!|P+D MAGAZINE

    2016年上半期の芥川賞受賞作は村田沙耶香さんの「コンビニ人間」に決定!皆さんは、候補作を全て読まれましたか?20代〜40代までの3人の読者による候補作のレビューを座談会形式でご紹介します! 2016/07/15 2016年7月19日に発表された第155回芥川賞。村田沙耶香さんの「コンビニ人間」が見事受賞を果たしました。 19年の間、コンビニアルバイトを続けていた主人公・恵子の内面描写を通じて「一般社会」の不条理じみた同調圧力を浮き彫りにした今作ですが、作者の村田さんは現在も生活リズムを整えるためにコンビニバイトを続けているという、「異色」の作家。今後のさらなる活躍に注目が集まりますね! さて、受賞作の発表を受けて改めて質問です。皆さんは、芥川賞の候補作のことをどのくらいチェックしていますか? 例えば漫才コンテストでは、1位に輝いたコンビよりも2位以下でインパクトを残したコンビが売れるよう

    『コンビニ人間』(芥川賞受賞作)はここがスゴイ!|P+D MAGAZINE
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    MOGGY 2016/07/20
    これは気合の入った良いレビュー
  • 【ラブレター】あの大作家がLINE告白したら!?|P+D MAGAZINE

    「愛の告白」もLINEで気軽にできてしまう現代。過去の大作家たちの命がけのラブレターを、LINE風に再現するとどうなるでしょうか。 2016/05/07 皆さんは、好きな相手に「告白」したことがありますか? LINE等のコミュニケーション手段が広まった近年では、「スマホ片手にサクッと告る、ダメなら次」というように「告白の形骸化」、「若者のときめき離れ」が進んでいるのではないか……というような話題もちらほら耳にします(※筆者調べ)。 一方で、こんなに便利なコミュニケーション手段がなかった時代には、「愛の告白」と言えば、面と向かって気持ちを伝えたり、震える手で電話をかけたり、心を込めた手紙を何回も書き直したり……と、手に汗握る一大イベントだったのです。 実際に、過去に文豪が残したラブレターの数々からは、相手を惚れさせるための文章術と、身悶えるような恋愛模様が浮かび上がってきます。 そこで今回は

    【ラブレター】あの大作家がLINE告白したら!?|P+D MAGAZINE
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    MOGGY 2016/05/19
  • ツッコミとしての文章読解術【大人のための現代文・前編】|P+D MAGAZINE

    世の中の様々な動向を読み解くうえで、社会人になってからも文章読解力は必要不可欠です。そこで今回は「読解とはツッコミである」をテーマに、大人のための現代文講座を開講! 2016/03/01 皆さんは、高校や予備校で教わった「現代文」の授業を覚えていますか? 「難解な評論文がサッパリ理解できず、ついていけなくなった」 「得意科目ではあったが、なにを教わったかは覚えていない」 そんな方も多くいらっしゃるのではないでしょうか? しかし、世の中の様々な動向を読み解くうえで、社会人になってからも文章読解力は必要不可欠です。そこでP+D MAGAZINE編集部が今回寄稿をお願いしたのは、東京大学博士課程政治思想を研究し、受験国語の指導歴も長いという網谷壮介さん。いわば「熟練の読み手」である網谷さんに、大人のための現代文講座を開講していただきました。 テーマはずばり、「読解とはツッコミである」。 記事内

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  • 【SM・バラバラ殺人】傑作推理小説のモデルになった昭和の犯罪事件簿|P+D MAGAZINE

    【SM・バラバラ殺人】傑作推理小説のモデルになった昭和の犯罪事件簿 あの傑作推理小説は実際の事件をモデルにしていた!?ドキドキハラハラが止まらない、昭和の犯罪事件とミステリー作品との関係を探ります。 2016/01/23 都市空間の成立と探偵の誕生 デパートのショーウィンドウやカフェ、ダンスホールやレビュー、モダンなファッションに身を包んだ人々の雑踏…。1920年代から30年代にかけての東京では、21世紀の現在にまで続くきらびやかな都市文化が花開きます。 ただし、こうした表向きには光り輝いてみえる都市空間は、その裏面に〈性〉や〈犯罪〉といった闇の部分も抱え込んでいました。また、そこに行き交う人々も、表面上はふつうに見えていても、裏ではどんなことをしているのかわからない・・・・・・。このような都市に生きる人々のあいだに生まれた不安はまた、その裏面に隠された秘密を覗いてみたいという欲望をビリビ

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    MOGGY 2016/01/31
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  • 【P+D文学講座】スポーツと近代詩 #1|P+D MAGAZINE

    現代人よ、もっと詩を読め!P+D文学講座第一回となるこの講義では、近代詩の楽しみ方について「スポーツ」との関係から探ります! 2015/12/17 皆さんはじめまして、P+Dの「加勢 犬(かせい けん)」です。今回から、P+D文学講座の講師を務めさせていただきます。 はじめまして〜「M野(むらの)」です。 M野: 先生、自分23歳になるまでほとんど文学作品なんて読んだことなかったんですけど、講義についていけますかね? 犬: 大丈夫! 「ついていく」とか「ついていけない」とか、そういう話じゃないんだ。M野くんはM野くんなりの楽しみかたを見つけてくれればいい。ときに、M野くんは詩を読むかい? M野: 詩っすか?。たしか「五・七・五」の… 犬:それは俳句だね。後でも詳しく触れるけど、近代以降の「詩」というのは決まった型を持たない自由な言語表現なんだ。 M野:あ〜わかった! 平たくいえばポエムっす

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    MOGGY 2015/12/21
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