エンジニアである読者の皆さんは、ことあるごとに「英語を学ばないといけない」というどこか脅しにも似た話題に触れているのではないでしょうか。しかし、なにを、どうやって、どのくらい学べばいいのか、明確な答えを持っている人は多くありません。 そこで今回はCommon Lispというプログラミング言語の若手エース、深町英太郎氏に寄稿文を依頼し、エンジニアならではの英語との接点や、学習の動機付けについて、本音をまじえて語っていただきました。 深町英太郎さん寄稿文 2015年の春、私はロンドンの郊外にあるゴールドスミス・カレッジのロビーでMacBookの画面を睨んでいました。奥の講堂ではLispのカンファレンス「European Lisp Symposium (ELS) 」が行われている最中。本来であれば私もその場に参加しているべきなのですが、自分の発表がもう1時間後に迫っている中で悠長に他人の話を聴け
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