「安倍成長戦略」実現は疑問だらけ。 崖っぷちの電力にほっかむりして 「株価つり上げ(PLO)」優先するむなしさ 安倍晋三政権は先週(24日)の臨時閣議で、アベノミクスの目玉である「成長戦略」の『「日本再興戦略」改訂2014 ― 未来への挑戦』を閣議決定した。改革のポイントは10項目に整理されており、その中には「コーポレートガバナンスの強化」や「外国人材の活用」のように、大いに期待したいものも含まれている。 しかし、全体を通してみると、安倍首相の自画自賛とは裏腹に、依然として改革を目指す項目の羅列に終始しており、本当に実現できるのか疑問符を付けざるを得ないものが少なくない。 経済運営の喫緊の課題に目を向けると、「この夏も崖っぷち」とされている電力の安定供給問題にほっかむりする一方で、株式市場の「PLO」(価格つり上げ策)に躍起になっているのが実態だ。これでは、実態を覆い隠し、政権の経済運営の
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