「タマ」はまだ取っておきます! photo Getty Images 日銀が10月7日に開いた金融政策決定会合で、景気は「緩やかな回復を続けている」という基調判断を据え置いた。 日銀の強気は突出して異様 一方、内閣府は同日に発表した景気の現状を示す指数の低下を受けて、基調判断を「下方への局面変化を示している」と引き下げた。政府が弱気なのに、日銀はなぜ強気なのか。 弱気なのは日本政府だけではない。国際通貨基金(IMF)も2014年の日本を0.9%成長と予想し、7月時点の見通しから0.7%ポイントも引き下げた。4月の消費税引き上げで4~6月期の成長率が予想以上に落ち込んだためだ。さらに言えば、15年についても0.8%成長と同じく0.2%ポイント引き下げた。 私はよく各地の中小
中村修二氏は「日本生まれのアメリカ市民」 アメリカ人1人と日本人2人がノーベル物理学賞を共同受賞---。10月7日に青色発光ダイオード(LED)を開発した功績で赤崎勇、天野浩、中村修二の3氏がノーベル物理学賞を受賞すると、翌8日付米ニューヨーク・タイムズはこんな見出しを掲げた。 日本の新聞は違う。同日付全国紙朝刊の1面を見ると、読売新聞(西部本社版)には「ノーベル賞 日本の3氏」、朝日新聞(名古屋本社版)と毎日新聞(東京本社版)にはうり二つの「日本の3氏 ノーベル賞」という大見出しが躍っていた。日本経済新聞は主見出しに「日本」を入れていなかったものの、ワキ見出し(補助的な見出し)で「物理学賞 日本の3人」と伝えていた。 日本の新聞だけ読めば、日本人3人が共同受賞したと思うだろう。私もそう思った。それだけに、ニューヨーク・タイムズの見出しを最初に目にしたときには一瞬「これは誤報ではないか?」
【第1回】はこちらをご覧ください。 「分かりやすい文章」「伝わる文章」を書けるようになるためには、まず「(ある程度)長い文章を書けるようになること」が大事です。そして、次に考えるべきことは、「分かりやすい文章」にすることです。 ここでは、まず「分かりにくい文章の典型的理由」をご紹介します。みなさんもこんな文章を書いてしまっていませんか? 「てにをは」が間違っている 「てにをは」というのは、いわゆる「助詞」のことです。「~が」「~に」「~と」「~から」など、全ての文に登場します。たった1語、2語ですが、非常に重要な役割を果たしており、この使い方を間違えただけで、一気に文章が「下手」になります。 === 今日、わたしへ東京は行った。 ↓ 今日、わたしは東京へ行った。 === かなり大げさな例ですが、「てにをは」が入れ替わるだけで、文が大きく崩れてしまうことをご理解いただけると思います。 ===
日本人は信じやすい。日本というのは、基本的に騙す社会ではないからだ。別にしょっちゅう警戒していなくても大丈夫。道を歩いていて、覚えがないのに攻撃されたり、濡れ衣を着せられたりすることもない。おそらく大昔からそうだったので、日本人には警戒するDNAが希薄だ。何が入っているかわからない福袋に、きっとよいものが入っていると信じてお金を出すのは、世界広しといえども日本人しかいない。 そのおかげで、人間関係がぎすぎすしていない。私の日本での住まいは、世界有数のメガロポリスの中枢、東京であるけれど、近所の商店街で人々が話している姿を見ると、その表情はみな優しい。 「日本人って、本当に身ぎれいね」と感心する次女 先日、日本にいる私のもとへ、次女が遊びに来ていた。彼女は、ドイツで生まれ育ち、頭の中はドイツ人。日本が好きだが、新聞で読んだ与太記事をもとに、知ったかぶって批判もする。 その彼女が、日本国内、山
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