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ブックマーク / courrier.jp (7)

  • 世界を制する「ヘンタイ」─それは消費者の内面的な矛盾の表れだ | 仏紙「ル・モンド」が分析

    「kawaii」、「emoji」、「sushi」などとともに、「hentai」も海外へ流出した日語の一つだ。だが、日での「変態」とは少々意味が異なり、海外での「ヘンタイ」は漫画やアニメのジャンルの一つ、「ポルノ漫画」、「ポルノアニメ」を意味する。 「ファンタスム(幻想)」はどこで生まれるのか──? ポルノ関係者にこの質問を投げかければ、「日」という答えが返ってくる可能性が高い。数字は明白に示している。大手ポルノ共有サイト「Pornhub」で、2019年からもっとも多く検索されたワードは「ヘンタイ」(ポルノ漫画、ポルノアニメ)、そして2番目は「日人」である。 この流行は世界的なもので、ポーランドからメキシコまで、男女問わず長く続いている。まったく驚くべきことだ。 そこで数々の疑問が浮かぶ。長らく青少年のコンテンツだった漫画が、どうして大人の隠れ場に入り込んできたのだろうか? 文化的に

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    MVP1
    MVP1 2024/07/05
  • トランプが2期目で企む「復讐劇」と「独裁制」がヤバすぎる | そこには1期目を超える“悪夢”が…

    米国の2024年大統領選まで1年を切った。共和党はドナルド・トランプ前大統領が独走中で、すでに2期目へ向けて「恐ろしい計画」を練っているという。 2023年11月5日の朝、ドナルド・トランプの「大統領復活」を恐れている人々にとっておそらく今年最も憂なニュースが相次いで飛び込んできた。 午前5時、ニューヨーク・タイムズとシエナ・カレッジが実施した世論調査の結果が報じられた。勝敗の鍵を握るスイングステート(激戦州)6州のうち5州で、なんとトランプが現職のジョー・バイデン大統領をリードしていた。 そして午前6時には、その衝撃の結果が何を意味するのかを再認識させるニュースが伝えられた。トランプは2期目には司法省を支配して政治利用し、政敵への報復を企んでいるという暴露記事をワシントン・ポストが公開したのだ。 トランプは2期目では権力をさらに掌握して独裁色を強めるつもりだ──ワシントン・ポストをはじ

    トランプが2期目で企む「復讐劇」と「独裁制」がヤバすぎる | そこには1期目を超える“悪夢”が…
  • この絵、動いて見えますか? 「膨張する穴」が示唆する脳の生存戦略 | 「私たちが知覚するものはすべて、世界の物理的現実と矛盾しています」

    錯視とは、現実とは違ったものとして知覚される目の錯覚だ。もし上のイラスト中央の穴が膨張するように見えたら、錯視である。米紙「ニューヨーク・タイムズ」は、脳と現実世界とのミスマッチが起きるメカニズムのみならず、大胆な仮説を披露している。 慌てなくても大丈夫。 あなたが見ている穴は実際には動いていないし、膨張も拡大もしていない。この闇があなたを飲み込むことはない。 これは実際には静止画であり、私たちの脳と眼が世界をどんなふうに見ているかについて、多くのことを教えてくれる。5月30日に「フロンティアズ・イン・ヒューマン・ニューロサイエンス」誌に発表された研究では、心理学者が正常な視力を持つ男女50人を対象にこの錯視の実験を行い、赤外線アイ・トラッカーを使用して、錯視に対する反応が大きいほど、瞳孔拡張反応も強くなることを発見した。 さらに、人によっては──もしかしたらあなたも──この錯視を感じられ

    この絵、動いて見えますか? 「膨張する穴」が示唆する脳の生存戦略 | 「私たちが知覚するものはすべて、世界の物理的現実と矛盾しています」
    MVP1
    MVP1 2022/06/26
  • リトアニア首相「私たちは以前から警告してきた。ウクライナ侵攻は起こるべくして起きたのだ」 | ロシアとベラルーシと国境を接し、脅威にさらされるバルトの小国

    ウクライナ侵攻が起き、ポーランドやバルト三国など、ロシアと国境を接する国々は警戒を強めている。なかでもベラルーシとも国境を接するリトアニアは、ロシアと関係を強化する中国へも警戒を高め、台湾との関係を深めたことで中国から制裁を受けている。 そのリトアニア首相イングリダ・シモニーテがウクライナ侵攻を受け、英誌「エコノミスト」に寄稿した。 ロシアの脅威から目を逸らしてきた西側諸国 すべては起こるべくして起こったことだった。 1999年のプーチンによるチェチェン紛争は、西側諸国の目を覚ますきっかけとはならなかった。2007年のエストニアへのサイバー攻撃、2008年のグルジア紛争、2014年に始まるウクライナへの軍事侵攻と不当なクリミア併合もそうだった。これらの行動の不当性や責任を、ロシアはすべて否定している。 そして、政権に反対する者、「不都合な」目撃者やジャーナリストは、あからさまに数多く暗殺さ

    リトアニア首相「私たちは以前から警告してきた。ウクライナ侵攻は起こるべくして起きたのだ」 | ロシアとベラルーシと国境を接し、脅威にさらされるバルトの小国
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    MVP1 2022/03/09
  • なぜメトロポリタン美術館に第二次大戦中の「日本のプロパガンダ写真」が大きく掲げられたのか | 米紙が辛口批評「性別を理由に無闇に称賛していないか」

    抑圧された生きづらい社会を生き抜いて活躍した女性たちの姿を見ると、勇気づけられるものだ。だが女性という「性別」だけにとらわれ、残した功績の裏側にある歴史を見落とすことは末転倒なのではないか──男性優位の写真の分野で活躍した日人女性、笹恒子の作品が展示されたことを受け、歴史家が米紙「ワシントン・ポスト」に寄稿している。 2021年7月2日~10月3日にかけて、「カメラの背面に立つ新しい女性(The New Woman Behind the Camera)」と銘打った特別展がニューヨークのメトロポリタン美術館(MET)で開催された(現在はワシントンのナショナル・ギャラリーに巡回中。会期は2022年1月30日まで)。これは、20世紀前半に活躍した重要な女性写真家の作品を紹介した写真展になる。 ニューオーリンズの黒人コミュニティで写真スタジオを開いて成功した女性写真家たちをはじめ、世界各地で

    なぜメトロポリタン美術館に第二次大戦中の「日本のプロパガンダ写真」が大きく掲げられたのか | 米紙が辛口批評「性別を理由に無闇に称賛していないか」
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    MVP1 2021/12/01
  • 米紙が見た「ヤクザ稼業から足を洗った男たちのいま」 | 日本の極道は変革の時代を迎えている

    工藤会の幹部からうどん職人へ うどん職人の中隆(55)は、特製のうどんを手際よく茹で、湯切りをし、盛り付ける。あまりに無駄のない動きのため、彼の過去をまざまざと物語る傷跡には気づきにくい。欠けた左手の小指のことだ。 中の過去とは、暴力団の工藤会に30年以上所属し、幹部にまで上りつめたこと。そのヤクザの世界に別れを告げた中は今、工藤会が拠点を置く福岡県北九州市でうどん店を経営している。 工藤会はかつては強大な組織だったが、暴力団の取り締まりが厳格化されたことによって縮小している。中と同じように足を洗った構成員も多い。 彼らは、忠誠心に基づく厳しい「掟」によって統制され、家族のような上下関係のあるヤクザの世界を離れて、生き方を変えようとしているのだ。 ただし、元ヤクザは全身に入れ墨をしていたり、けじめとして小指が切断されていたりしているため、社会で目につきやすい。 うどん職人としての腕

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    MVP1 2021/11/16
  • 「トランプ支持者」を真に理解し、分断を癒すには─彼らに“共感”するため、5年間を共にした社会学者が解説 | 左派には見えない、右派が見ている「世界」

    選挙当時、アメリカ国内の新型コロナによる総死亡者数は25万人の大台を超え、その犠牲は他の西洋諸国をはるかに上回っていた。さらに選挙後、前大統領の支持者たちは、選挙結果が「盗まれた」という根拠のない主張を進んで受け入れているように見えた。 私が育ち、そして今も愛しているこの国で、いったい何が起こっていたのだろうか? そして、この狂気があくまで一時的なものに過ぎないという可能性はあり得るのだろうか? その答えを期待して、私はホックシールドに電話をかけた。カリフォルニア州立大学バークレー校の名誉教授である彼女は、社会学者として非常に有名だ。書くものがわかりやすく、一般読者を対象にした作品を多く著してきたということももちろんあるが、同時に、彼女が現実の人々の日々の生活と悩みに注目してきたためでもある。 左派には見えない、右派が見ている「世界」 ホックシールドはその50年のキャリアを通じ、人々が公共

    「トランプ支持者」を真に理解し、分断を癒すには─彼らに“共感”するため、5年間を共にした社会学者が解説 | 左派には見えない、右派が見ている「世界」
    MVP1
    MVP1 2021/01/24
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