自律神経を安定させ、気分をすっきりさせるにはどうすればよいのか。順天堂大学医学部の小林弘幸教授「交感神経を活性化させ、気分をすっきりさせる効果のある飲み物がある。ハーバード大の研究では1日に2~4杯飲むことで、男女ともに自殺のリスクが半減することが実証された。ほっと一息つきたいときに飲むと良い」という――。
自律神経を安定させ、気分をすっきりさせるにはどうすればよいのか。順天堂大学医学部の小林弘幸教授「交感神経を活性化させ、気分をすっきりさせる効果のある飲み物がある。ハーバード大の研究では1日に2~4杯飲むことで、男女ともに自殺のリスクが半減することが実証された。ほっと一息つきたいときに飲むと良い」という――。
交通ルールを守らない自転車を撲滅するにはどうすればいいか。自転車評論家でジャーナリストの疋田智さんは「免許制を導入すればいいという人がいるが、原付免許より簡単な免許をつくっても税金の無駄だろう。それよりも、『自転車は車両である』と子どもから大人まで教育する場を設けるべきだ」という――。 「自転車免許」導入を望み続ける人たち 街中でペダルを回さずに爆走する「電ジャラス自転車」(※)の蔓延まんえんと、「青切符」の導入を盛り込んだ道路交通法改正あたりから、またぞろこんな話を聞くようになった。 ※ナンバープレートを付けていない違法なモペッドや、最近合法化された「特定小型原動機付自転車」の歩道走行などを指す。詳しくは過去記事を参照。 「自転車が危険だ」「邪魔だ」「ルールを守らない」……「だから、自転車にも免許を!」 これはもう、ピストブーム(2007年前後)あたりから、何度も出ては消え、出ては消え、
岸田文雄内閣の支持率が低迷している。だが、野党第1党である立憲民主党の支持率も伸びていない。なぜ立憲は世論の受け皿になっていないのか。2017年に立憲を結党し、21年まで代表を務めた衆院議員の枝野幸男氏(59)に、ジャーナリストの尾中香尚里さんが聞いた――。(前編/全2回) 「枝野幸男」と「菅直人」は体質が違う 今年で政治家生活30周年を迎えました。ついこの間、初当選したばかりのような気がします。「あっという間だったな」という印象です。 30年間の仕事の中で、政治家としての今の私を形作ったのは、新人議員時代に取り組んだ薬害エイズ問題です。あの時は「自社さ」の橋本政権で、私はさきがけ所属の与党議員でした。(危険な非加熱製剤を多くの血友病患者に投与し、HIVに感染させてしまった)製薬会社や厚生省(現厚生労働省)の追及はもちろんでしたが、被害者の皆さんのニーズに応えてどう現実を動かすか、という仕
日本人を悩ませる「夜間頻尿」の怖さ 私の専門は泌尿器科ですが、高齢の患者さんから非常によく聞くのが夜間頻尿の悩みです。夜間頻尿とは、「就寝後、トイレに行くために1回以上起きなければならず、それによって日常生活に支障をきたして困っている状態」のことです。 みなさんの中にも、「歳をとってから、夜中に何度も尿意を覚えて目が覚め、トイレに行ってしまう」「そのせいで、なかなか熟睡できない」と悩んでいる方がいらっしゃるのではないでしょうか。 夜間頻尿に悩む人は、年齢が上がるほど多く、日本排尿機能学会が2002年に行った調査によると、60代では39.7%、70代では62.0%、80代では83.9%の人が夜間排尿の症状を抱えており、予備軍を含めると、40歳以上の約4500万人が夜間頻尿を患っていることがわかりました。 なかなか人に相談しづらく、多くの人が「歳だから仕方がない」とあきらめてしまいがちな夜間頻
日本の飲酒文化は海外からどう見られているのか。日本社会と飲酒に関する著書を持つ米ローズハルマン工科大学のポール・クリステンセン准教授は、「人前で泥酔することが当然だとされているのは日本独特だ。日本の飲酒文化は男らしさと密接に関係があり、女性の出世を妨げる一因にもなっている」という――。(第1回/全2回)(取材・文=NY在住ジャーナリスト・肥田美佐子) 「年齢確認なしでビール」に仰天した ――日本は、世界で最も「飲酒に甘い国」「お酒フレンドリーな国」とも言えます。クリステンセン准教授が研究や著書で、飲酒に対する日本社会の寛容さや緩さを指摘するように、日本では路上などでの飲酒が許されており、ビジネスマンが電車の中で酔いつぶれたり、駅のホームや車内、路上で吐いたりといった光景も日常茶飯事です。なぜニッポンの飲酒文化に興味を抱いたのですか。 1995年8月、17歳の頃に初めて日本を訪れたことが、そ
いつでも、どこでも、誰でもが、無料で学べる世界トップレベルの大学の授業を受けながら英語の学習にもなる一石二鳥の勉強法を紹介しよう。 超一流大学の講義を誰でも受講できる時代 MOOC(ムーク)をご存じだろうか。Massive Open Online Courseの略で、日本語では大規模公開オンライン講座と呼ばれている。受講生が数万~数十万人にも上る大規模(massive)な、誰にでも無料で公開(open)されている、インターネット上(online)の授業(course)のこと。その授業内容が、ハーバード大学やスタンフォード大学などのトップレベルの大学講義ということで世界的に注目されている。 テレビ番組「ハーバード白熱教室」でも一躍有名になったマイケル・サンデル教授を筆頭に、さまざまな専門分野の世界的に著名な教授の授業を、なんと0円で受けられるというもの。しかも、テレビ番組のように授業の様子を
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