正しく「男性育休」を知れば認識は変わるはずです(写真:Yuji_Karaki/iStock) 2020年現在、日本における男性の育休(育児休業)取得率はわずか7%に過ぎず、まだ制度の定着には程遠い状況です。その要因はさまざまですが、1つには男性育休にまつわる“思い込み”があります。 実際、「男性が育休を……」と言っただけで、「会社を長期間、休まれると困る!」と開口一番に言う中間管理職や、「育休を取りたい気持ちはあるのですが、会社に迷惑がかかるので……」とつぶやく若手社員、「私は専業主婦だから、夫は育休を取れません」と答える主婦など反応はさまざまです。 株式会社ワーク・ライフバランスの小室淑恵社長とみらい子育て全国ネットワークの天野妙代表による共著『男性の育休 家族・企業・経済はこう変わる』で取り上げている、「男性育休にまつわる7つの誤解」の一部を紹介します。 おむつ交換などだけでなく洗濯し