※笑いなし、涙なしの実際にあったクソつまんない物語です。著者の性癖が所々で散見されますので、ご承知おき下さい。 ※この物語はノンフィクションです。実在の人物や団体などとは関係あるかもしれません。 第1話 かすみ果穂 「ブー、ブー、ブー、ブー」 ※電マの音ではありません。 あれは、僕が社会人1年目の秋の夜のことだった。 時計の針は夜の12時過ぎを指し、電マの音で起きた僕は寝ぼけながら、妹からの電話に出た。 「なんだよ、こんな時間に」 「グスン…グスン… … … お父さんが捕まっちゃった…」 妹は泣きながら意味不明なことを言っている。 僕は寝ぼけたまま。 意味が分からない。キャバ嬢との飲み会中にウンコを漏らした僕でも意味が分からない。 「意味わかんねえよ、どゆこと?」 「だから、お父さんが逮捕されちゃったんだって…」 初体験の日に使用済みコンドームをそのままゴミ箱に捨て、兄に見つかってしまうく
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