「大人になって結婚をして子供ができた。そして我が子もいつの日か結婚をして子供を作り、自分もおばあちゃん、おじいちゃんになる」 子供の成長を見守ることができるのは多くの人にとって当たり前のことなのかも知れません。けれどその当たり前が出来なかった人達もいます。 今回オトループというバンドが歌う「36-林檎の唄-」を紹介します。 36-林檎の唄-とは この曲を作詞作曲したボーカルの纐纈悠輔さんはご自身が10歳のときの母親をガンで亡くされているそうです。 その時のお母様の年齢が36歳であり、亡くなった母と同じ年齢である36歳に今年になられるそうです。 そしてもう1つ。 その時の闘病の記録を「林檎の木」という交換日記に残されていました。この日記に書かれていたであろう内容が、この歌の中に登場します。 闇が少しずつ周りの光を奪ってゆく 大切に使います どうか もう少しだけ 時間をください ひとりぼっちに