謝ることが、どうも苦手だ。 私生活で起きた事柄なら、素直に「ごめんなさい」と言える。そもそも結構な「内省型人間」なので、悪かったなぁと思うと、逆にすぐ謝りたくなってしまう。 しかし、仕事上の出来事だと色々考えてしまう。単に自分が謝れば済む話だろうか。全面的に非を認めていいのだろうか。色々と事情はあるが、説明したところで言い訳に過ぎないし。エトセトラエトセトラ…。 ぐだぐだと思い悩んでいるうちについ、スピード感と素直さに欠けた、捻じ曲がった謝罪になってしまう。結果的に、相手はもちろんのこと、自分も気分が悪い。数年に1度ぐらいだが、そんな「痛ましい」思いをする。 ダメな社会人。これまで幾多のご迷惑をおかけした皆様、本当に申し訳ありません。 しかし、謝罪が苦手なのは、どうやら私だけではないようだ。企業のトップといえども、非常事態が起きたときの謝罪の仕方が分からない人は多いのだなと、最近つくづく思