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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (22)

  • 米陸軍初の日本人教官が伝授、スーパーエリートの育て方:日経ビジネスオンライン

    米国の「ウエストポイント」をご存じだろうか。米国の国防の中枢を担うリーダーを育成する米陸軍士官学校の通称で、米フォーブス誌の2013年全米大学ランキングでは名門ハーバード大学などを抑えて7位に選ばれた超エリート校だ。 ここで世界の覇権を握る米国のエリートはいかに育てられ、同盟国である日をどう見ているのか、通常はなかなかうかがい知ることができない。2年前に米陸軍における日人初の教官としてウエストポイントに赴任した兵庫剛氏に、日では決して分からない米国の知られざるリーダー教育の実態と彼らの日観を語ってもらった。

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  • 金沢を歩けば、地域再生のヒントがみえます。:日経ビジネスオンライン

    金沢は小京都なんかじゃありませんでした。金沢こそ、明日の日のお手。そこには驚くほど、これからの地域再生にとって必要な要素が、美しく共存していました。 今回、金沢を訪れたのは、ゼミ旅行。東北芸術工科大企画構想学科の学生たち9人と一緒でした。東北地域ブランド研究所という名前をつけて、主に東北の産物、商店街、企業、お店、人、そして東北そのものをブランディングしようというゼミです。女性が8人を占め周りからは美女ゼミという噂も(笑)。 でも、マーケティングにとって女性の直感やバランス感覚のあるアイディアは不可欠だと思っています。今回は、加賀野菜について研究にやってきました。 「日」とは何か? 金沢を訪れたことにない方にとって、金沢のイメージは加賀百万石、城下町、武家文化、兼六園など。北陸の観光地といったところでしょうか。ちょっと関心のある方なら、21世紀美術館、加賀宝生流能、和菓子、北前船豪商

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  • テストをしなければ子供は伸びる:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 稿第1回で、偏差値型から探究型へのパラダイムシフトについて述べた。今回はこの転換を促進するために私自身が実施してきた、そして今後も続ける探究実践についてご紹介したい。 偏差値型の限界 これまでの偏差値型はどのような人材を生み出したのだろうか? ぺーパーテストで子どもを序列化し、勝ち組負け組を作る。得意科目、苦手科目が出来る。塾や予備校に通い、受験に通るとほっとしてモチベーションが下がる。 この結果、外から与えられた目標に対してはまじめにがんばるが、自分から主体的に課題を発見、解決する力は身についていない人材が大量に排出されている。 高度成長時代はこれで良かったのだろう。就職にも苦労しないし、上から与えられた目標に向かって突っ走っていれば待遇

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  • 小泉氏・麻生氏のスピーチから学ぶ「思慮深き発言」:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 今回は、「思慮」という視点から、小泉総理と麻生総理の説得力を比較してみよう。アリストテレスは、話し手が信頼に値する人物だと判断されるように話せば、その人の説得力は高まると言っている。この話し手の人柄による説得方法は、エートスによる説得と呼ばれている。[1] では、どのような人柄が信頼につながるのだろうか。そのよりどころとして、アリストテレスは「思慮」という資質を挙げている。[2] 確かに、私たちには、思慮深いと感じる人を信頼する傾向があるようだ。では、どのように話せば、思慮深さが伝わり、エートスの説得力が高まるのだろうか。この「思慮」という資質については、フランスの批評家ロラン・バルトが興味深い解説をしている。 「思慮。これは、よく思案し、賛

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  • 「教養を学ぶにはどうすればいい? 3教授が答えます」:日経ビジネスオンライン

    (前回から読む) 池上:さて、ここからは質疑応答の時間です。 まずは、ニコニコ生放送をご覧の方からの質問をお受けして、それから会場からの質問にお答えします。ああ、1万6000人もの方がご覧になっているそうで、コメント数も6000以上寄せられました。ありがとうございます。(会場拍手)。こうなると全ての質問に答えることはできませんが、時間の許す限りお答えしたいと思います。 「大学の教養の講義はつまらなくて何も学べないのでは?」 池上:最初は「現代の大学のほとんどの教養の講義からは何も生まれない、教養の授業はつまらないものだというと偏見を持っています」という方からの質問です。 「大学に於ける教養は大学の外にのみ存在するのではないでしょうか?」 いきなり辛口の質問ですね。桑子先生、いかがですか? 桑子:教養が大学の中にのみあるのではないのと同じように、教養が外にのみあるわけでもないでしょう。まず、

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  • 「謝る!」技術:日経ビジネスオンライン

    謝ることが、どうも苦手だ。 私生活で起きた事柄なら、素直に「ごめんなさい」と言える。そもそも結構な「内省型人間」なので、悪かったなぁと思うと、逆にすぐ謝りたくなってしまう。 しかし、仕事上の出来事だと色々考えてしまう。単に自分が謝れば済む話だろうか。全面的に非を認めていいのだろうか。色々と事情はあるが、説明したところで言い訳に過ぎないし。エトセトラエトセトラ…。 ぐだぐだと思い悩んでいるうちについ、スピード感と素直さに欠けた、捻じ曲がった謝罪になってしまう。結果的に、相手はもちろんのこと、自分も気分が悪い。数年に1度ぐらいだが、そんな「痛ましい」思いをする。 ダメな社会人。これまで幾多のご迷惑をおかけした皆様、当に申し訳ありません。 しかし、謝罪が苦手なのは、どうやら私だけではないようだ。企業のトップといえども、非常事態が起きたときの謝罪の仕方が分からない人は多いのだなと、最近つくづく思

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  • セブン‐イレブンを超えた“反常識”コンビニ:日経ビジネスオンライン

    皆さんは、「セイコーマート」というお店を知っているでしょうか?州以南でこの店を知っている人はあまり多くないのですが、北海道民であればほとんどの人が知っている。それくらい北海道に定着をしているコンビニエンスストアです。 このセイコーマート、今年の満足度調査で「コンビニエンスストア・全国1位」の座を獲得しました。もちろん、全国チェーンであるセブン-イレブンと、北海道中心で展開をしているという違いはあるわけですが。 従来、コンビニエンスストアの顧客満足度1位はチャンピオンであるセブン-イレブンの指定席でした。どうして、そんなに高く評価されるようになったのでしょうか。 消費者は、セイコーマートに対して「安い」「おいしい」という点で高く評価をされています。特にその「安さ」については、アンケート回答者の2割を超える方々が自由意見としてわざわざコメントをしています(セイコーマートを除いたコンビニエンス

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  • 「同窓会には幸せな人とカ○が来る」:日経ビジネスオンライン

    遙から 同窓会をすると、青春の同じ時期を同じ環境で過ごそうが、その後の住む世界の違いをいろんな形で痛感する。 私は幹事のひとりだった。1次会と2次会の店を担当し、「司会も」と言われたが、「せめて司会はサブで」とメイン司会は辞退した。 もう居酒屋とかカラオケとかいう年齢でもなかろう、と、一次会は料亭で。二次会はイタリアンで準備した。 各地から集まることを鑑み、誰でも迷わず来れるランドマーク的ビル内の料亭にした。 東京でいうと、ミッドタウンや六木ヒルズといったところだ。ところが…、それでも迷って来られない同窓生がいた。30分も迷い、別の幹事に電話をしてきた。その様子を眺めながら私の思考は停止した。仮に、地方から大阪に初めて来た高齢者でもたどりつけるくらいのビルに、それでも着けない私と同世代の社会人がいる。私は自分の思考の限界を感じた。 昔から懇意にしてもらっている料亭には会費内で済むよう料金

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  • 歴史も経営もそして政治も「科学する目」を持とう:日経ビジネスオンライン

    (前回から読む) 池上:最後に、今回の震災と東京電力福島原発事故から日人である私たちが「学ぶべきこと」を考えます。 加藤先生には、日米戦争時の日のトップマネジメントとリスクマネジメントの不在、そして大衆やメディアの「流されやすさ」をご教示いただきましたが、福島第一原子力発電所事故の背景と比較すると、敗戦時の日と気持ち悪いほど似通った問題があることがはっきりしました。つまり、私たちはあの戦争からあまりに学んでいなかった――。 ジョン・ダワーの「役に立った戦争」から学ぶべきこと 加藤:『敗北を抱きしめて』でピュリツァー賞を受賞した、アメリカきっての日近代史研究者のジョン・ダワーのいくつかの著作は池上さんならお読みでしょう。そのダワーに、「役に立った戦争」という、なかなか刺激的な題の論文があります。 書かれた年は1990年で、翌年、日のバブルは崩壊しますが、書かれた時の感じでいえば、日

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  • これからの「放射能」の話をしよう:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 今、お天気を例に考えましょう。 科学的な天気予報を発表するには、専門的な知識や経験が必要です。でもその予報を見て、今日出かけるのに傘を持ってゆくべきか、暑くはないか、寒くはないかなどと、風邪などひかぬよう、自分の健康を守る判断を下すのは、私たち自身です。 天気予報は専門家の仕事だとしても、その内容を理解することは、誰もに可能なことですし、また的確に理解できないと、出先で雨に濡れたりしかねません。 放射線についても、これと同じことが言えると思うのです。 2011年3月11日、突然日を襲った東北・関東大震災によって、多くの尊い人命が失われ、膨大な被害が出ました。その中でも、福島第一原発で発生した冷却システムの停止事故によって、甚大な2次災害が発

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  • 今の放射線は本当に危険レベルか、ズバリ解説しよう:日経ビジネスオンライン

    東京電力福島第一原発での事故の影響で放射線被害の波紋が広がっている。 菅直人首相は3月23日、福島産のほうれん草や小松菜、茨城産のパセリや原乳など一部の農作物について摂取や出荷制限を自治体トップに指示。東京都も同日、金町浄水場(東京・葛飾)で水道水1リットル当たり、210ベクレルの放射性ヨウ素を検出し、乳児向けの安全性を示す暫定規制値を上回ったとして、1歳未満の乳児に飲ませることを控えるよう求めた。 「暫定規制値とはどのようなものか」「チェルノブイリでの物の放射線汚染と比べて何が違うか」……。実際に、福島の前線で放射線対策の指揮を執る専門家2人に見解を聞いた。 1人目は、福島県の放射線健康リスク管理アドバイザーに就任した長崎大学大学院の山下俊一・医歯薬学総合研究科長。チェルノブイリ原発事故の影響調査に携わる被曝医療の専門家である。2人目は、チェルノブイリ原発事故で米国医療チームのリーダー

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  • 公用語化の前に議論したい、本当に考える教育カリキュラム:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 過去2回にわたり米国の大学教育の強さであるリベラルアーツ教育や米ハーバード大学の卒業生のネットワークについて書かせていただいた。読者の方のコメントで、英語公用語化って何というタイトルから内容が離れてきているという指摘を受けた。 今回のテーマも読者の方に英語公用語化と少し離れたテーマと指摘される可能性があるが、海外の一部の高校で行われている教育についてご紹介したい。なぜなら、英語の公用語化の意義を考えることは、すなわち日人の国際化への道筋を考えることなのである。その前提に立ち戻った時、公用語化よりも先になすべきことがあまりに多いというのが私の実感だからだ。 国際社会で競争していくには、英語の能力だけではなく、議論する能力も試される。そういう意

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  • 「もう無理」と言い残して“逃げた”45歳の本音:日経ビジネスオンライン

    「もう、無理」――。 そう言って逃げ出したくなるほど追い詰められることは誰にでもある。だが、“普通”は、逃げ出したくても逃げ出さず、何とか耐える。 だって、逃げればその仕事を誰かが代わってやることになるし、周りに迷惑をかけることになる。それ以上に、逃げた後、のことを考えたら、そうそう逃げることはできない、からだ。 ところが、“彼”は、逃げ出した。すべてを放り出して……。 「もう、僕には無理です」と言い残して、家に帰ってしまったのである。 締め切り直前に自ら逃げ出した業界誌記者 これまでインタビューさせていただいた中で、幾度となく、「いつも通りに会社に行こうと思ったのに、行けなくなってしまった」経験を持つ方に出会ったことはあった。 ・朝、家を出ようとしたら、原因不明の吐き気に襲われ、それ以来、出社できなくなった ・いつも通りに通勤電車に乗っていたが、突然、息苦しくなって行けなくなった ・会社

    「もう無理」と言い残して“逃げた”45歳の本音:日経ビジネスオンライン
    Mackerel
    Mackerel 2011/02/17
    逃げること大事。
  • 「国の借金」意味分かって使ってる? 家計簿的発想で「国家のバランスシート」を見るなかれ:日経ビジネスオンライン

    の財務省やマスコミ、評論家、それに政治家などは、好んで「国の借金」という用語を使用する。その割に、彼らはバランスシート(貸借対照表)について全く理解していないわけだから、実際、困ったものである。 借金とは「人から借り入れた財産」を意味し、バランスシートの負債項目に計上されるべきものだ。「国の借金! 国の借金!」などと騒ぎ立てるのであれば、常識としてバランスシートについて理解していなければならないはずだが、現実はどうも違うようだ。 誰かの負債は、誰かの資産 今回は、まずは2つの「原則」をご紹介したい。 1つ目は「この世の誰も覆せない絶対原則」。資産と負債の関係についてである。 ◆原則1:誰かの負債は、誰かの資産。誰かの資産は、誰かの負債 誰かがお金を借りているのであれば、誰かが貸している。誰かが貸してくれない限り、誰もお金を借りることはできない。当たり前である。 ところが、マスコミなどで

    「国の借金」意味分かって使ってる? 家計簿的発想で「国家のバランスシート」を見るなかれ:日経ビジネスオンライン
  • あなたは学びやすい人か、それとも「学ばないことを学んでしまった」人か:日経ビジネスオンライン

    中原淳(なかはら・じゅん) 東京大学・大学総合教育研究センター准教授。北海道出身。大阪大学より博士号授与。「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人々の学習・成長・コミュニケーションについて研究する。研究室は研究者や実業家を招いて行う“Learning bar@Todai”をプロデュース。共編著・共著に『企業内人材育成入門』(ダイヤモンド社)、『ダイアローグ 対話する組織』(同)、『リフレクティブ・マネジャー 一流はつねに内省する』(光文社新書)、『職場学習論』(東京大学出版会、近刊)。 Blog:nakahara-lab.net,U-TOKYO Twitter ID:@nakaharajun 鈴木:中原先生は、これまであまり学問的研究が多くなかった“企業で働く大人の学び”について着目し、研究してこられました。まず単刀直入に訊きますが、「学ぶ」という行為を中原先生はどんなふう

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  • 失ったのは「カネ」ではなく、「熱意」だった - 未来への扉を閉ざされた科学技術:日経ビジネスオンライン

    ノーベル賞受賞者や大学がこぞって異論の声を上げた、民主党政権による科学技術の「事業仕分け」。あれから4カ月が経った。間もなく、第2回目の事業仕分けが行われようとしている。 この間、「事業仕分け」の対象となった科学技術の現場で、何が起きているのか。科学技術の未来はどうなるのか。「メタルカラーの時代」などで20年以上にわたり先端の科学技術を取材してきたノンフィクション作家の山根一眞氏が警鐘を鳴らす。 科学技術は世界の課題解決を実現して人類の幸福に寄与するためのものであり、目先の成果ばかりに目を向ければ道を誤る。また、企業や大学のみでは経済的な負担が大きすぎて手にできない施設や研究環境は、国が担うことで世界でのプライオリティを手にすることができ、新たな産業や富の源泉をもたらすなど活気ある未来を築くことが可能となる。 だが、2009年11月に行われた「事業仕分け」ではカネをしぼり出すことしか頭にな

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  • アメリカは少し優しい国になる:日経ビジネスオンライン

    自他ともに認めるリベラル左派。現代アメリカを代表するケインジアンである。ジョージ・W・ブッシュ政権時代には容赦なき批判の急先鋒に立った。バラク・オバマ大統領の誕生を喜ぶが、政治的バランスを取らざるを得ない新政権を強い口調で叱咤激励し、左側に引き寄せる役を買って出る。「金融危機後のアメリカ」は、「ロナルド・レーガンの亡霊」からようやく解放され、少し優しい国になれると期待する。 (聞き手は、ニューヨーク支局長=水野 博泰) クルーグマン:いえ、オバマの経済政策はほぼ正しい方向に向かっています。ただし、もっと強化すべきです。それが私の主張です。 オバマ政権がバカでもなく狂ってもいないことは朗報で、前政権からの大きな進歩です。経済の仕組みについてはそこそこ理解し、何をすべきかも分かっています。ただし、必要な政策の半分しか実行できていない。まあ、これが政治というものですが、やろうとしていることのすべ

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  • 「ツボはただの妄想」とツボ師は言う:日経ビジネスオンライン

    「話のツボ」や「ツボにはまる」といった言葉を暮らしの中で耳にすることは多い。なにげなく使っている「ツボ」だが、由来は東洋医学の鍼灸術にある。 鍼を打ったり、もぐさを燃やしたりといった施術を受けたことのない人でも、鍼灸は人体に存在するツボを活用する医学だということは知っているだろう。 今回登場いただく寄金丈嗣さんは、鍼灸師の資格をもっている。ところが、ツボの存在は「妄想だ」と断言する。実感として存在するが、実体はない。それがツボだというのだ。 わかったようでわからない。そんなツボを通じて見えてくるのは、人間の体、生命の不思議さだ。 寄金丈嗣(よりかね たけつぐ) 1963年東京都生まれ。87年鍼灸師・按摩マッサージ指圧師の資格を取得。鍼灸を柱に据えた伝統学術の出版企画会社・六然社主宰、ジャーナリスト。高校時代よりフリーライター・編集者として活動。特に伝統的な職人技や、民間医療等の現場調査をラ

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  • ノンケな『「薔薇族」編集長』がゲイ雑誌を創った理由 ~それは男性の手紙から始まった:日経ビジネスオンライン

    ゲイの権利向上に尽くしたアメリカ政治家、ハーヴェイ・ミルクの伝記映画「ミルク」がロングランしているが、わが日におけるゲイムーブメントの牽引役といえば、1971年創刊のゲイ専門雑誌「薔薇族」をおいてほかにないだろう。 ミルク市議の場合は彼自身が正真正銘のゲイだったのに対し、「薔薇族」を創刊し、30年にわたり編集長を務めた伊藤文学氏は女性が好きな男性、つまり「ノンケ」だった。伊藤氏の自伝『「薔薇族」編集長』には、異性愛者たる伊藤氏が同性愛雑誌の創刊を思い立つきっかけとなった、ある個人的体験が語られている。 書によれば、伊藤氏は大学予科の学生時代、ある女性に片思いしており、(誰もがするように)毎晩自慰に耽っていた。だが当時はまだ、「オナニーは身体に悪い」の俗説がまかり通っていた時代。それゆえに伊藤氏も、オナニーそのものの背徳感と、それを誰かに相談したくても相談できないという二重の悩みを抱え

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    Mackerel
    Mackerel 2009/07/08
    他者への想像力
  • 「充実感」を感じやすい人、できない人 “没頭”を解明するフロー理論~浅川希洋志・法政大学教授(前編):日経ビジネスオンライン

    おもしろいを読んでいるうちに夜が明けてしまうことがある。逆に、ほんの数分のプレゼンテーションが何時間にも思えてしまうことがある。 楽しいことは夢中になって取り組めるのに、興味の向かないことは退屈で仕方ない。楽しく過ごしたほうが心身にとってプラスになることは多そうだ。 では、我を忘れるほどハマる“没頭”とはどういう状態を指し、どのように人は没頭に導かれていくのか。そんな無我夢中状態の解明を目指した心理学の理論があるという。「フロー理論」だ。 フロー理論は、深い楽しさを人にもたらす没頭状態がいかに訪れるかを、人の主観的な経験に着目して明らかにした心理学のモデル。今回登場いただくのは、フロー理論の研究者、法政大学の浅川希洋志さんだ。人が夢中になる状態は作りだすことができるのだろうか。 --楽しいことはあっという間に過ぎてしまったり、無我夢中に没頭していると寝を忘れたりといったことを経験するこ

    「充実感」を感じやすい人、できない人 “没頭”を解明するフロー理論~浅川希洋志・法政大学教授(前編):日経ビジネスオンライン