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ブックマーク / blog.livedoor.jp/garjyusaiga (4)

  • 腸管出血性大腸菌O111, O157と肉の生食 : 感染症の病理学的考え方

    腸管出血性大腸菌について。 こちら。円グラフの白部分が生肉生を行う割合を示す。生肉生は北欧圏、エスキモーにアザラシを生したり、干し肉がある。日では馬刺し、レバ刺しが有名で、韓国はユッケなどがある。 しかし、生では、牛肉は無鉤条虫、豚肉は有鉤条虫、生肉一般ではトキソプラズマと言った寄生虫症がある。鶏肉はCampylobacter, Salmonellaによる細菌感染症などが報告されている。 安全な肉:pdf。一部編集して記載。8頁目。 日は世界でも類いまれなる生文化を有している。魚介類の生による腸炎ビブリオ、卵の生・半生によるサルモネラが多発し、毎年、問題となっている。近年、肉の生肉生が増加し、魚介類とほぼ等しくなっているが、肉による中毒発生状況は1997年で、30件(684名)にすぎない。しかし肉による中毒の大部分で問題となるのは生肉、加熱不完全による事で

    腸管出血性大腸菌O111, O157と肉の生食 : 感染症の病理学的考え方
  • 地震災害に伴う感染症およびその管理:東北地方太平洋沖地震 : 感染症の病理学的考え方

    地震災害に伴う感染症およびその管理等について、まとめました。何かのお役に立てれば、と思います。自然災害時における感染対策 (吉田製薬)HPはこちら。pdfはこちら。以下、編集して抜粋。 災害時における感染症を経過時間毎に分類する(院内感染など)。 1. 災害発生直後-3日以内:外傷、熱傷、骨折等の患者が搬送されてくる。災害時の外傷部分は汚染されていることが多く、創感染の危険性(特に破傷風)が増加する。 2. 災害発生後3日-復旧まで:1) 避難所にて集団生活している者:衛生状態の不良や避難生活の長期化に伴う心身の疲労などから、季節により感冒、インフルエンザ、感染性胃腸炎、結核や麻疹などの感染症が発生することが考えられる。また外傷に病原体が侵入し、創感染する(特に破傷風)恐れがある。2) 医療従事者や入院患者:通常とは異なる環境から心身疲労により免疫力が低下し、感冒、インフルエンザなど感染症

    地震災害に伴う感染症およびその管理:東北地方太平洋沖地震 : 感染症の病理学的考え方
  • 福島原子力発電所の放射線被曝:東北地方太平洋沖地震 : 感染症の病理学的考え方

    東北地方太平洋沖地震が3月11日に発生しました。その後、福島県の原子力発電所で、日初の原子炉の炉心融解が生じたと報道されています。以下、報道。 福島第1原発1号機で起きた水素爆発事故について、経済産業省原子力安全・保安院は12日、国際原子力事故評価尺度(INES)の暫定値で、「局所的な影響を伴う事故」とするレベル4に当たることを明らかにした。INESは事故レベルを最も軽い「0」から最も重い「7」までの8段階で評価。保安院によると、今回の「4」は、1999年9月の茨城県東海村の核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)の臨界事故と並ぶ過去最悪のケース。 私は放射線の専門家ではありませんが、今回は、放射線被曝による人体被害について、一般的事項をまとめました。 放射線と放射能の違い:エネルギー講座:こちら。「放射線」とは「電磁波や粒子線」のことで、「放射能」とはこの「放射線を出す性質(能力)」

    福島原子力発電所の放射線被曝:東北地方太平洋沖地震 : 感染症の病理学的考え方
  • 放射線被曝に伴う甲状腺乳頭癌:東北地方太平洋沖地震:4日目 : 感染症の病理学的考え方

    福島原子力発電所が水素爆発を起こし、今後も炉心溶解、放射能汚染による障害の可能性が指摘されている。 放射線被曝との因果関係が指摘されている、甲状腺乳頭癌について、まとめた。 参照。 電気事業連合会のHPより抜粋、編集:こちら。放射線の種類。放射線とは、科学的に、高いエネルギーを持ち、高速で飛ぶ粒子(粒子線)と、高いエネルギーをもつ短い波長の電磁波の総称である。この中でアルファ線(α線)、ベータ線(β線)、ガンマ線(γ線)、X線、中性子線が主な放射線である。アルファ線、ベータ線、中性子線は粒子、ガンマ線とX線は電磁波と呼ばれる。 これら放射線を大量に浴びた場合に、人体の様々な臓器に放射線障害が生じる可能性がある。チェルノブイリ原発事故で最も問題となったのが、甲状腺(乳頭)癌である。 一般的事項の確認。甲状腺の解剖、組織、機能。外科病理学より一部抜粋。 日人の甲状腺の重さは出生時約1. 5

    放射線被曝に伴う甲状腺乳頭癌:東北地方太平洋沖地震:4日目 : 感染症の病理学的考え方
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