詩書画一体の独自の作品と飄逸(ひょういつ)な随筆などで知られ、テレビ出演も多かった書家の榊莫山(さかき・ばくざん、本名・斉=はじむ)さんが3日午前4時13分、急性心不全のため奈良県天理市内の病院で死去した。84歳だった。葬儀は親族で済ませた。喪主は妻美代子(みよこ)さん。 三重県出身。戦後、書を故辻本史邑(しゆう)に学び日本書芸院展で特選になるなど多くの受賞を果たした。しかし、50年代末に書壇から離れた。前衛的な書に挑みながら、「土」や「女」「花」「母」など漢字の持つ本源的なイメージを新しい造形感覚で表現し、「書壇の風雲児」として注目された。 この書を土台に花木や小動物、大和の風景などを素材に、「花アルトキハ花ニ酔ヒ 風アルトキハ風ニ酔フ」など詩情に富んだフレーズを作った。詩と画と書を一体にした作品は多くのファンの心をとらえた。弟子はとらない主義だが、人柄と作品を慕う人々が「莫門」グループ
インターネットやゲーム機器などの子供の利用について、家庭のしつけが厳しくなる傾向であることが日本PTA全国協議会の09年度「子どもとメディアに関する意識調査」で13日分かった。調査では子供に見せたくないテレビ番組も聞いたが、1位は「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)で7年連続。「内容がばかばかしい」との理由が7割を超えた。 調査は09年11~12月、全国の小学5年、中学2年それぞれ2400人と保護者を対象に実施し、回収率は子供80.6%、保護者75.5%だった。 ネットの利用ルールが家庭内にあるかは、小学生61.0%、中学生45.4%が「ある」と回答。06年度比で小学生は17.1ポイント、中学生は11.9ポイント上昇し、年々増加している。 ゲームを食事中にしないなどのマナーは、「ある」と答えた小学生は前年度比1.8ポイント増の76.7%、中学生は同3.8ポイント増の64.1%。食事中は携帯電
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