「普通の会社なら、金を掘るためには埋蔵量の多い南アフリカに行きますよね。でも、はてなは今さら佐渡の金山に行くんです。ただし、Web APIによる自動化やユーザーによる膨大な情報、タグといった強力なツルハシを持って。それがはてなのビジネスです」 Web 2.0 EXPO初日の11月15日、はてな取締役副社長である川崎裕一氏が「10年間の現場から見た日本のウェブ」と題し講演を行った。冒頭は川崎氏がはてなの強みを一言で言い表した部分だ。その一端を担うサービスが「はてなブックマーク」である。 自分のためのブックマークで、他人とつながる面白さ はてなブックマークは、ユーザーが気になる情報をブックマークしておく、いわゆるソーシャルブックマークと呼ばれるサービスだ。はてなブックマークが登場する前にもソーシャルブックマークは存在していたが、はてな社長の近藤淳也氏や川崎氏は、既存のソーシャルブックマークが今
![「はてな」は佐渡の金山に行く、APIやユーザーという強力なツルハシを持って…](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ee60aafe095622602f1fbe56d0cbae4dcd34ef51/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2010%2F12%2F13%2Fe2a25cf913d8aa4d2fd56fb8970b6a92%2Fstory_media%2F20361210%2F071116_hatena183x138.jpg)