ネットブック用として開発中のLinuxベースのプラットフォームであるグーグルの「Chrome OS」は、2010年にオープンソースライセンスの下でリリースされる予定だが、グーグルのエリック・シュミットCEOは、同OSで金もうけをする算段を練っているようだ。 7月16日に行われたグーグルの4~6月期収支報告の電話会見で、シュミット氏は「このOSはオープンソースであり、これを有料で提供する予定はない。そこから収益を得る手段はほかにもある」とアナリストらに語った。 グーグルの4~6月期の利益は前年同期と比べて19%増加した。 シュミット氏は、グーグルがChrome OSで収益を上げる具体的な方法を決定したわけではないとしながらも、広告を基盤とするサービスと会員方式のマイクロペイメントという2つの選択肢を検討していることを示唆した。グーグルは現在、その年間売上高200億ドルの大部分を検索広告に依存