4月1日に14年間務めた大学病院を辞めて家業の小さなのクリニックを継承した。 息子が幼稚園に行き、その空いた時間で妻とおいしいランチや映画を見ながら第二の人生を満喫する予定だった。本当に。経費で学会いって、個人開発者の仲間と飲んだりするのを凄く楽しみにしていた。 そして、空いた時間にジムに行って筋トレをしたいな。ぼんやり、ヌルい夢を見ていた。 しかし、思い描いていた世界と現実は大きく異なった。 そう、コロナである。 救命の先生とか呼吸器内科の先生、看護スタッフは大学病院でコロナと戦っていると思うと後ろ髪を引かれる思いがあったが、コロナが流行る昨年末には辞表を書いていたし、親父が87歳になるまで頑張ってくれたのでなんとか自分の中で区切りがつくまで医局で勤め上げることが出来た。これ以上、「親父頑張れ!」は無理だった。逆にコロナの中、親父が町医者として診療をする事を選択させなくて良かった。 運悪
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