Linuxサーバの「OSリソースのパフォーマンス分析方法」の3回目です。性能問題が発生して処理遅延やスループット低下が見られた場合や、将来的な処理量増加に備えて設備増強を検討する場合には、OSリソースの使用状況の分析が重要です。今回は、ストレージとネットワークの使用状況について、どのような観点から分析を行っていくかを解説したいと思います。 前回説明したこと OSリソースを大まかに分けると、CPU、メモリ、ストレージ、ネットワークの4つ CPUとメモリの使用状況について、どのような観点から分析を行っていくか 前回のページへ 注意 本稿の動作確認環境は、Red Hat Enterprise Linux 6.4(以下、RHEL6.4)+sysstat9.0.4です。 sysstatパッケージがインストール済みであることが前提です。 本稿に基づく運用については、お客様自身の責任と判断によって行って
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