今回は、MySQL/MariaDB GTID レプリケーションの詳細を説明します。これは、Transactdによるレプリケーションセットアップ(修復)ツールを構築する際に調べたものです。 主に従来のバイナリログとポジションを使ったレプリケーションとGTIDによるレプリケーションの違いについて説明します。ある程度従来のレプリケーションのセットアップなどを理解していることを前提にしています。 Index なぜGTIDが必要なのか GTIDが活きるシナリオ GTIDによるポジションの解決 具体的なGTID GTIDを使うための設定 MariaDBでGTIDを使う 2つのGTIDポジションモード 新規セットアップ スレーブで、マスターを新マスターに切り替える ダウンしたマスターをスレーブ群に加える SQLスレッドのエラーを修復する MySQLでGTIDを使う GTIDセット GTIDセットの表現方