カナダのNortel Networksは3月12日(現地時間)、40Gbps(ギガビット/秒)と100Gbpsのデータ通信速度を実現する新しい光伝送技術「40G/100G Adaptive Optical Engine」を発表した。通信事業者向けで、すでに欧州の2社が導入を決めているという。 同社の光伝送装置「Optical Multiservice Edge 6500」をベースに開発した技術。既存の10Gbpsの光回線に、装置を追加することで、コストを抑えながら4~10倍高速化できるとしている。 Nortelは同日、デンマークの電話会社TDCと英国のISPのNeos Networksが、同技術を採用したと発表した。また、ほかの国の複数の事業者も、導入に向けたテストを実施しているという。 今後、IPテレビ、高画質のネット動画、携帯電話のビデオ通話などで、帯域幅の急速な需要増が見込まれるが、
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