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ブックマーク / www.webdoku.jp (4)

  • 【今週はこれを読め! SF編】自足した孤独の《八世界》、いまヴァーリイの眼で世界を見る - 牧眞司|WEB本の雑誌

    ジョン・ヴァーリイは1970年代半ばにアメリカSF界に華々しく登場し、あまりタイムラグなく日へも紹介された。とにかく新鮮だった。衝撃的なSFではすでにバラード、エリスン、ディレイニー、ティプトリーなどがいたが、ヴァーリイはそうした先鋭的なタイプと異なる「居心地の良さ」があった。それは自閉的なファンタジイなどではなく、世界へ向かって窓を穿つ感覚をともなっている。 『汝、コンピューターの夢』に収められた七篇は、いずれも初期作品(74〜76年の発表)であり、人間が太陽系諸天体へ移住したのちの《八世界》を舞台にしている。《八世界》とは水星、金星、月、火星、土星の衛星タイタン、天王星の衛星オベロン、海王星の衛星トリトン、冥王星だ。人類の宇宙進出後の未来史を扱ったSFは枚挙に暇がないが、《八世界》が先行作品と一線を画すのは「人類は地球から追いだされた」点だ。超越的な侵略者が地球を占拠し、暮らしていた

    【今週はこれを読め! SF編】自足した孤独の《八世界》、いまヴァーリイの眼で世界を見る - 牧眞司|WEB本の雑誌
    MarHear
    MarHear 2015/10/27
    ジョン・ヴァーリイ懐かしいな / 【今週はこれを読め! SF編】自足した孤独の《八世界》、いまヴァーリイの眼で世界を見る - 牧眞司|WEB本の雑誌
  • 水嶋ヒロ『KAGEROU』最速(?)レビュー - 大森望|WEB本の雑誌

    第5回ポプラ社小説大賞を受賞した齋藤智浩のデビュー長編『KAGEROU』が12月15日午前0時から販売開始。青山ブックセンター六木店はじめ、終夜営業の書店にはワイドショーの撮影クルーが詰めかけ、村上春樹『1Q84 BOOK3』発売時以来の大騒ぎとなった。 人気俳優・水嶋ヒロの処女長編とあって、同書は発売前から話題が沸騰。刷り部数は、すでに4刷43万部に達している。歩安入帳の責任販売制(返品時には掛け率が低くなるため、売れ残った場合には一定のリスクがある)で各書店からの予約注文を積み上げた結果らしいが、新人の小説デビュー作としては記録的な数字だ。 小説の中身は、予想に反して、40歳の中年ダメ男が主人公の脱力系ドタバタコメディ。帯裏の内容紹介、 "廃墟と化したデパートの屋上遊園地のフェンス。/「かげろう」のような己の人生を閉じようとする、絶望を抱えた男。/そこに突如現れた不気味に冷笑する黒服

    水嶋ヒロ『KAGEROU』最速(?)レビュー - 大森望|WEB本の雑誌
  • ジェイムズ・P・ホーガン死去 - 大森望|WEB本の雑誌

    『星を継ぐもの (創元SF文庫) (創元推理文庫 663ー1)』 ジェイムズ P.ホーガン,池 央耿 東京創元社 770円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto 日でも人気の高い英国のハードSF作家、ジェイムズ・P・ホーガンが、7月12日の朝(現地アイルランド時間)、世を去ったと、長男のアレックス・ホーガン氏から関係者に伝えられた。享年69。 ジェイムズ・パトリック・ホーガン(James Patrick Hogan)は、1941年6月27日、ロンドン生まれ。 "5万年のアリバイ崩し"(堀晃)と評された1977年発表の第一長編『星を継ぐもの』で一世を風靡し、1981年の星雲賞を受賞した(1982年には『創世記機械』、1994年には『内なる宇宙』で、同じく星雲賞海外長編部門を受賞している。いずれも創元SF文庫刊)。 1986年には、大阪で開

    ジェイムズ・P・ホーガン死去 - 大森望|WEB本の雑誌
    MarHear
    MarHear 2010/07/13
    J・P・ホーガン亡くなったんだ・・・ RT @nzm: J・P・ホーガンの訃報を「NEWS本の雑誌」に投稿しました。
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    作家の読書道 第263回: 浅倉秋成さん 2012年に『ノワール・レヴナント』で第13回講談社BOX新人賞Powersを受賞しデビューして以来、特殊設定であれ現代...

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