5月18日のツインズ戦で、フライを背走しながらフェンス手前で捕球してみせた青木宣親。このプレーを地元メディアはウィリー・メイズ氏が、かつてワールドシリーズで見せたプレー“ザ・キャッチ”の再現だと絶賛した。 ここ最近のメジャーリーグでの、日本人野手に対する低評価をまざまざと思い知らされたのは、今年のストーブリーグでのことだ。 それは、日本人選手のメジャー挑戦が始まった頃の野茂英雄氏らと同じ。年俸や待遇などの低評価を一切気にせず、とりあえずはメジャーの世界に飛び込む。そして、そこから自らの力で逆境を切り開いていくという“ゼロからのスタート”が求められる時期に来たということだ。 そのゼロからのスタートを受け入れた1人が、ブルワーズ入りした青木宣親選手だ。 ポスティング制度を利用してメジャー入りを目指し、ブルワーズとの独占交渉権を得たまでは良かった。だが、青木を必要として入札したはずのブルワーズは
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