記録・実話として大変貴重な、価値のある本です。 本書は色々な人の本で引用されていましたので、以前から読んでおかなくてはいけない本だと思っていました。 聞きしに勝る、想像を絶するというか、これが日本人に対するイギリス系の人間達の本性なのだと思わされました。 捕虜体験により、それまで日本で接していたイギリス人たちとはおよそ異なる、「イギリス人の正体」「イギリス人オーストラリア人の陰湿で残虐残忍な正体」をはっきりと見た体験の記録を残してくれています。 表面は甚だ合理的で、非難に対してはうまく言い抜けできるようになっていた。しかもあくまでも冷静で「逆上」することなく冷酷に落ち着き払って行なっていた。 人間が人間に対する最も残忍な行為。 イギリス人の日本人ビルマ人インド人たちに「人間以下」の動物として見下して対する傲慢な態度の実話の数々。 イギリス人オーストラリア人ニュージーランド人、白人のイギリス
![『アーロン収容所 改版 - 西欧ヒューマニズムの限界 (中公新書)』(会田雄次)の感想(13レビュー) - ブクログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e4d35d655dda99c651962806f15092a95a137432/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51ptete3KiL._SL500_.jpg)