新潟県田上町長選で佐藤邦義町長(72)が5選を決めて一夜明けた2日朝、2件の交通事故を相次いで起こした。午前9時から町役場で当選証書を受け取るために急いでいたといい、町長は「選挙の疲れもあった。これからは注意して運転したい」と話している。 【写真】佐藤邦義町長が運転する乗用車は縁石を乗り越え、田に突っ込んでいった=田上町原ケ崎新田 加茂署によると、町長は乗用車で自宅から約3キロ先の役場に向かっていた2日午前8時57分ごろ、同町川船河の交差点で、新潟市の会社員男性(22)の軽乗用車に衝突。男性にけがはなかったが、車はへこんだ。 町長は自分が町長だと伝え、「今は急いでいる。後で戻る」と説明し、男性も応じたという。ところがその3分後、今度は町役場の向かいの田んぼに車ごと突っ込んだ。
東京電力福島第一原発の汚染水増加を抑えるため、建屋周辺の地下に氷の壁をつくって囲む「凍土壁」の工事が2日、始まった。地下水が建屋に流れ込むのを防ぎ、汚染水の発生量を減らす。国や東電は対策の柱としているが、成否は未知数。これまで例のない大事業で、失敗した場合の影響は大きい。 第一原発では1日400トンの地下水が建屋に流れ込み、汚染水が増え続けている。凍土壁は、地下水を建屋に近付けないため、深さ約30メートル、総延長1500メートルの氷の壁で1~4号機の建屋の地下を囲う。国などの試算では、地下水の流入量を280トン減らすとされる。 今後、1メートル間隔で地面に穴を開け、零下30度の液体を流す管を埋めていく。凍結は来年3月に始める予定。建設費320億円は国費でまかない、東電と鹿島が施工する。
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