2010年3月26日のブックマーク (5件)

  • 砂上の楼閣の上に立って良い気になって下にいる者を叩いていると、それが崩れた時に真っ先に喉元に食らいつかれる - ハックルベリーに会いに行く

    ネットでは――取り分けはてなでは、似非科学や似非科学批判批判、つまり似非科学を声高に攻撃することに疑問を呈した人に対して、これを科学という立場に依りながら叩くような言説がよく見受けられる。また最近では、ネットのモラルについて無断ブックマーク禁止などを主張した人に対し、常識やらWWW(World Wide Web)の理念だかを盾に取って、よってたかって攻撃するような場面があった。 そういう時、ぼくがいつも不思議に思うのは、なぜ叩く側はああもまあ自信満々に攻撃的になれるのかということだ。自分がもしかしたら砂上の楼閣の上に立っていて、それが一晩で跡形もなく崩れ去ってしまうかも知れないということを考えたことはないのだろうか? 自分がもしかしたら日帝国軍やナチスのように、信じていたものにいともあっさりと裏切られるかも知れないという想像力を働かせたことはないのだろうか? あるいは自分はもしかしたら異

  • ある若きテレビプロデューサーのマネジメントの記録 - ハックルベリーに会いに行く

    これは、ぼくがテレビ関係の仕事をしている知人から聞いた、ある若きテレビプロデューサーの、彼のマネジメントした伝説的なテレビ番組の記録である。 あるテレビ局(仮にF局としよう)に若きプロデューサーがいた。彼の名はMだ。彼は新しい番組のプロデュースをすることになった。しかしその番組は曰く付きのものだった。始まる前からいくつもの問題を抱えていた。政治的な思惑が絡み合った、複雑な生い立ちの番組だった。 その頃のF局のバラエティ制作部には、大きく分けて二つの勢力があった。Y班とI班である。両者はお互いに反目し合っていた。良きライバルと言うよりは犬猿の仲だった。お互いがお互いを快く思ってなかった。水と油で、これまで一度も交わったことがなかった。時々、局の全ての番組が一堂に会するような場所ですれ違うことはあったけれど、そういう時でもお互いに目を合わそうとはしなかった。同じ局とはいえ、いや、同じ局だからこ

  • やはり思いやりに欠けると、どんなに努力しても結果は上手くいかない - ハックルベリーに会いに行く

    この前30歳くらいの女性と話す機会があったのだけれど、彼女の言葉で印象に残ったのは、「こっちはそれだけのものをこれまで詰んできたのだから、男性にも最低限それと同じようなものを求める」というようなものだった。まあ何と言うか、彼女はすごい美人というのではなかったが、それでも十分きれいと言って差し支えないルックスをしていた。ファッションもビシッと決まっていたし、お化粧もバッチリで、濃すぎず薄すぎず、自分がどうすれば引き立つかをよく分かっていた。キャリアの方は詳しく聞かなかったけれども、会社でもそれなりの地位にいるのだろう。けっこう自信満々な感じで、自分と自分の努力に大きな自負心を抱いているようだった。さらには、もっと上を目指してやろうという意気込みも強く感じられた。 聞くところによると、彼女は(当か嘘かは分からないけど)彼氏はいないらしい。しかしどうやらつき合う男性には確固たる基準と言うか、理

  • 目標を作り、与えられる人間こそ本当のマネジャーだ - ハックルベリーに会いに行く

    これまで生きてきて思うのは、「目標を作る」というのはそんなに簡単なことではないということだ。むしろ難しい。みんな目標を作れなくて苦労しているんだ。目標が上手く作れなくて、日々の生活が生き生きとしたものになっていないということはままある。 この目標というのは、誰にでも作れるものではない。それは努力とかとも無関係のような気がする。努力したからといって目標を作るのが上手くなるとも限らない。第一、そんな方法は誰も教えてくれない。目標は、やはり作ることの上手い人と下手な人がいるのだ。そして目標を作るのが上手い人というのは、これはもう圧倒的に上手い。彼は自分の目標を作るだけではなく、他人の目標までをも作ることができる。彼はビジョナリーなのだ。彼は他人のビジョンまで見通すことができる。そして他人の目標を作ることができる。他人の目標を作って、それを与えることができるのだ。 目標を作り、与えられる人間こそマ

  • どんなに実務スキルや経験があっても「人間力」がないんじゃなかなか売れないんだよ。:トラパパ@TORAPAPA:オルタナティブ・ブログ

    最近、応募にこられる求職者の方のこだわりというか、契約条件的な制約事項が非常に狭い。 それ自体が悪いわけではない。景気が悪いと契約条件も自然に悪くなりがち。 嫌な思いは少しでもしたくない。ウン、その通り。 でも、 仕事を紹介しているAGENTの前でRESPECTがないってのも信じられない。 今の業態に手を染めて間もない3年くらい前、或る応募者が「私にどんな魅力的なオファーをしてくれますか」みたいな言い方されて、ほんとにムカついた。 自分に営業力あればAGENT機能は要らない。貴方と私は出会う必要もないし、お互い人生の無駄。 自分でやってよ。 貴方しかできない、ピンポイントで狭いストライクゾーンにヒットするクライアントを自己開拓してください。 私の人生、貴方にたくさん使うほどに長くはありません。いっそイスカンダルでも行ってしまってください。 勘違いしている人には当業界から退場いただきたい。

    どんなに実務スキルや経験があっても「人間力」がないんじゃなかなか売れないんだよ。:トラパパ@TORAPAPA:オルタナティブ・ブログ