妊娠中にクラシックなどをお腹の赤ちゃんに聴かせると胎教にいいなんていうが、お母さんのお腹から出てきた後も、音楽は子どもの脳に多大な影響を与えるようだ。学術誌JAMA Pedoatricsに掲載された、カナダ・アルバータ大学の研究によると、音楽を聴かせると、子どもの痛みが鎮まることが明らかになったという。 Stollery Children’s Hospitalの救急救命室に運び込まれ、点滴を受けた3~11歳の子ども42人を対象にした同研究。何人かの子どもには音楽を聴かせ、残りの子どもには何も聴かせずに点滴をうって痛みのレベルと心拍数などを調査したところ、音楽を聴かせた子どもは点滴の直後に感じた痛みのレベルが低いことが判明したとか。また、音楽を聴いた子どもの中には、痛みだけでなく心のストレスも緩和されたと感じた子もいたそう。なお、76%の医者や看護師は、音楽を使った方が治療がスムーズにおこな
オランダのRoyal DSMグループが助成して行った英国オックスフォード大学の研究チームによる観察研究で、長鎖オメガ3、特にDHA(ドコサヘキサエン酸)の血中濃度が低いと、読解力や記憶力も低くなることが判明した。 調査は、英国オックスフォードシャー州の公立学校に通う、「読み書きは標準より劣るが他の能力は標準的な7~9歳の健康な児童」493名を対象に実施。血液サンプルを測定したところ、血中脂肪酸値の平均が、DHAは1.90%、EPA(エイコサペンタエン酸)が0.55%で、オメガ3脂肪酸値はDHAとEPAの合計で2.46%だった。これは、成人が健康な心血管活動を維持するために必要とされる4%を下回る結果だという。 つづいて、同じ児童を対象に、読解力と理解力及び行動の測定を行った結果、DHA濃度が低いことは、読解力や記憶力が低いことに関連性があることがわかった。また、DHA濃度が低いと、反抗行動
パソコンやタブレットなどの「ディスプレイ」よりも、「本」などの「紙媒体」では脳の理解度が違うという話は聞いた事はあるが、実際はどうなのだろうか。 トッパンフォームズはこのほど、ダイレクトマーケティングのニューロ・テクニカとともにダイレクトメール(DM)に関する脳科学実験を実施し、「ディスプレイ」よりも「紙媒体」の方が情報を理解させるのに優れていることを科学的に確認した。 実験は国際医療福祉大学の中川雅文教授(医学博士)の監修のもと、人がある特定の活動をするときに脳のどの部位が関わっているのかを調べることができる近赤外光イメージング装置を使って、DMに接したときの脳の反応を測定した。その結果、同じ情報であっても反射光として脳にインプットされる「紙媒体」と透過光の「ディスプレイ」では脳は全く違う反応を示し、特に脳内の情報を理解しようとする前頭前皮質の反応は紙媒体の方が強く、ディスプレイよりも紙
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く