<米デューク大学の研究チームは、45歳の人を対象に、歩行速度が生物学的老化や認知機能の低下と関連しているのかどうかを調べた......> 70代以上の高年期では、歩行速度が遅い人は速い人よりも余命が短い傾向があるといわれているが、このほど、40代半ばの中年期でも、歩行速度が脳や身体の老化度合いを示すことが明らかとなった。 歩行速度の遅い人は、肺や歯、免疫系の老化がすすみがち 米デューク大学の博士課程に在籍するライン・ラスムッセン氏らの研究チームは、45歳の人を対象に、歩行速度が生物学的老化や認知機能の低下と関連しているのかどうかを調べ、2019年10月11日、その研究成果をオープンアクセスジャーナル「JAMAネットワークオープン」で公開した。 これによると、老化の加速をあらわす19の身体的・生物学的指標と45歳の歩行速度には関連があり、歩行速度の遅い人は、速い人よりも、肺や歯、免疫系の老化
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