新型の電動車両を独自に分解調査する企画の7弾。今回、日経クロステックと日経BP総合研究所のプロジェクトチームが選んだ電気自動車(EV)がCybertruckである。Tesla車の分解調査は、2019年に実施した「Model 3(モデル3)」「Model S(モデルS)」以来である。 TeslaがModel 3から導入したEV専用プラットフォーム(PF)や電気/電子(E/E)アーキテクチャーなどは、自動車メーカー各社に大きな衝撃を与えた。内製開発した高性能SoC(System on a Chip)を中核に据えた車載コンピューターを見て、ある国内自動車メーカーの技術者は「うちの会社にはできない」と白旗を揚げた。 それから時は流れ、Teslaは競合から追いかけられる存在になった。2024年は約178万台を販売し、EV市場では世界首位だ。それでも、前年比では販売台数が1%減となるなど、勢いには陰り
