気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 全日本空輸(ANA)が3月13日、高知空港に胴体着陸する事故を起こしてから1カ月あまり。この間、ANAを巡っては整備士が資格を持っていない機種の整備確認作業を行って国土交通省から厳重注意を受けたり、グループ会社の一部がストライキを強行したりするなど、経営環境は荒れ模様が続いた。ただ、その割に株式市場は平静だった。 事故当日の始値は474円。11時に胴体着陸して一時471円の安値をつけたが、結果的に終値は476円と上昇した。2週間後には一時489円をつける局面もあり、4月11日にグループ会社のパイロットが作る組合がストライキに入っても下落には転じなかった。4月13日の終値は475円だ。連結予想PER(株価収益率)が33倍と高めの水準のまま維持で