当コラムの第91回、「元旦に考えた『神社のお客様満足度』」は、かつてないほど大量のコメントをちょうだいしました。なかにはわざわざ「"社長"にはこう反論なさい」と直接メールをくださった方もあります。どのような形であれ反響をいただくのはコラム執筆者みょうりに尽きるというものです。皆さんには深く頭を垂れて御礼申し上げます。 あのコラムが受けたのは、やはりギャップがあったからだと思います。すなわち、会社にあっては強権を振るうワンマン社長が、家庭にあっては妻にまるで頭が上がらない。経営という視点から見た神社の効率化をとうとうと語っても、"社長"の一言であっさり却下されてしまう。そういう面白さです。そんなことを考えていたら、一つ思い出したことがありました。我が社ならではの文化というべき「罰金制度」です。 これは当連載でも何度か話題に取り上げていますので、ご記憶の方も多いでしょう。我が社では何かにつ