関西は一丸となって海外観光客を誘致すべきだ 先日、全国紙と大阪観光大学の共同開催によるシンポジウムで特別講演を行い、パネルディスカッションにも参加した。シンポジウムのテーマは「観光交流時代のアジアと大阪〜食べあるきが大阪をおもろい街にする」で、大阪の食文化を強みにしてアジア、特に中国から観光客を誘致しようとする討論会だ。 今や中国は、外国からの観光客を受け入れる国というだけでなく、海外へ中国人観光客を送り出す国にもなっている。07年の統計によると、中国人の海外渡航先はすでに134カ国・地域に及び、海外渡航人数は延べ4096万人に達した。今年は上半期だけですでに2160万人になり、年間では4500万人を超えると予測されている。 ここで二つのポイントを強調したい。まずは海外に出る人数の多さと急激な成長スピードだ。もうひとつは旅行先の多様化である。旅行先がここまで増えてくると、中国に近い日
日本が高度成長期にあったとき、お父さんは家庭も顧みず一生懸命働くことが美徳とされていた時代がありました。朝一番に家を出て、帰宅はいつも午前様。休日出勤も当たり前。そんなお父さんが会社を定年退職して、いまどうなっているか? 「濡れ落ち葉」などとからかわれる、家庭の厄介者になっていたりします。 わたしは自他共に認める仕事人間ですが、いわゆる「モーレツ社員」という考え方には一切くみしません。家庭の平安あってこそ充実した仕事もできる。そう考えています。わたしは月曜から金曜までは毎朝4時半に起き、6時過ぎには家を出ます。帰りは大抵夜中の12時近く。時には午前様になることもありました。還暦を迎えた現在は10時には帰るように努めています。 それでもまずまず家庭が平安(だと思う)なのは、「日曜日には家族サービスの日」と決めて仕事はしないようにしているからです。わたしは結婚して18年になりますが、日曜日
ブログ炎上から「まとめサイト」登場まで、どう防ぎ、対処するか インターネット普及に伴って、個人が情報を発信できる場が増えてきている。その筆頭といえるのが、なんといってもブログだ。最近では広く一般に広まり、芸能人や政界でも、ブログを書くことが流行しているようだ。 ブログは多くの場合、記事を読んだ人がコメントを書き込めるようになっている。ブログの内容が読者の反感を買い、悪意のコメントや擁護のコメントなど、短期間に大量のコメントが書き込まれることがあり、これを「ブログ炎上」と呼ぶ。 多くのコメントがあればそれだけ話題性のある記事ということだが、社会問題への言及程度なら問題は少ない。おもしろおかしく自分の法律違反を語っていたり、差別と取られる言質を書き込んだりしていて炎上した場合などは、広くネットで喧伝され、ブログ主の個人情報をいろいろなところから取得したり、住所を突き止めて自宅や勤務先に突
「人身売買」などというと、一昔前の野蛮な行為のように思うが、実はいまも東南アジアでは当たり前に行われている。 昨年末に新聞で、タイの女性が1人当たり240万円で日本に売られているという報道があったが、実はタイ国内では未成年の子どもたちまでも売買されている。農村部から買われてバンコクなどの都市に連れてこられた子どもたちは、おぞましいことに日本や欧米の旅行客にわずかな金額で買われて、慰み相手にされる。その額は日本円で数十万円程度だ。 以前、日本の女性たちが東南アジアで乱交を繰り広げていると書いたが、もちろん日本の男の方がもっと数が多い。 なぜ、未成年の女の子たちを買うのかといえば、中にはロリコン趣味もいるのかもしれないが、多くはHIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染をおそれてのことだ。未経験の子どもにはその心配がないというわけだろうが、同じ日本人としてこうしたことを繰り返す連中は恥ずかしい
当コラムの第91回、「元旦に考えた『神社のお客様満足度』」は、かつてないほど大量のコメントをちょうだいしました。なかにはわざわざ「"社長"にはこう反論なさい」と直接メールをくださった方もあります。どのような形であれ反響をいただくのはコラム執筆者みょうりに尽きるというものです。皆さんには深く頭を垂れて御礼申し上げます。 あのコラムが受けたのは、やはりギャップがあったからだと思います。すなわち、会社にあっては強権を振るうワンマン社長が、家庭にあっては妻にまるで頭が上がらない。経営という視点から見た神社の効率化をとうとうと語っても、"社長"の一言であっさり却下されてしまう。そういう面白さです。そんなことを考えていたら、一つ思い出したことがありました。我が社ならではの文化というべき「罰金制度」です。 これは当連載でも何度か話題に取り上げていますので、ご記憶の方も多いでしょう。我が社では何かにつ
米航空業界に到来した雲の上の「ネット元年」 2008年1月9日 この記事を携帯に転送する (谷町 真珠=ユナイテッド・フィーチャー・プレス) 米格安航空会社ジェットブルーが2007年12月11日、飛行中のネット接続を試験的に提供し始めた。国土の広い米国では、国内線での移動に2時間以上かかることがほとんど。長い飛行時間を電子メールのやりとりなど仕事時間として有効活用できるようになるため、出張中のビジネス客にとっては朗報だ。ほかの複数の航空大手もネット接続導入の準備に取り掛かっており、2008年は米国では雲の上での「ネット接続元年」となりそうだ。 2007年12月に運行し始めた米ジェットブルーのネット接続対応の飛行機。機体には、ビジネスパートナーの米ヤフーや加RIM社製の多機能携帯端末「ブラックベリー」のロゴが見える ジェットブルーのネット接続サービス「ベータブルー」は、名前の「ベータ」が示す
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