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ブックマーク / essa.hatenablog.com (3)

  • 罪を憎んで人を憎まず - アンカテ

    「○○は私たちの国の中に人が住めない場所を作ってしまった」という文の主語に、あなたは何を代入するだろうか? 東京電力?民主党?自民党?原子力業界?日の硬直化した意思決定システム? 私はこういうべきだと思う。 「私たちは私たちの国の中に人が住めない場所を作ってしまった」 今回の事故はあり得ないような大きな天災が引き金になったことは間違いないが、防げないものではなかった。古い原子炉の危険性はあちこちで指摘されていたみたいだし、地震が起きた後の対応も不手際がいくつもあるようだ。 正しい対応を妨げるようなシステムを何重にも私たちの社会は持っている。これからその犯人探しがはじまるだろう。 しかし、その裁きは「平穏であるべき私たちの生活に異物が侵入してきた。これから私たちはその異物を徹底的に排除していく」というような形ではうまくいかないと私は思う。 なぜなら、そのような認識は、「正しくものごとを制御

    罪を憎んで人を憎まず - アンカテ
    Medr
    Medr 2011/03/30
    そうだよな。
  • 大きなものを感じている僕たち - アンカテ

    地震の前に僕が見ていた世界は、等身大の姿見に映した自分のようなもので、つまり、鏡の枠と自分の大きさはほとんど同じで、鏡に映るものはほとんど全部自分だった。 地震の後に僕が見ているものは、自分よりずっと大きな鏡の前に立ちすくんでいる自分で、その鏡の中で自分の姿は当に小さい。僕は自分よりはるかに大きなものを鏡の中に見ている。あるいは、自分の小ささの中にその大きなものを見ている。 そして、その大きなものを回りの誰もが同じように見ているように僕は感じている。大きなものは、テレビの中に見る津波であったり、身体が覚えている揺れの記憶であったり、ガタガタと鳴る家具の音であったり、果てしなく増殖するデマであったり、自分の頭の上から降ってくる放射能の悪夢であったり。 誰もが声を枯らしてその大きなものと戦っているように見える。 それぞれが違う相手と戦っているようだけど、当はみんな同じようにその大きなものの

    大きなものを感じている僕たち - アンカテ
    Medr
    Medr 2011/03/18
  • 連鎖するハッキングとしての歴史 - アンカテ

    当に「"つぶやき"では革命は起こせない」のか? - Future Insight ここで、id:gamellaさんは、マルコム・グラッドウェルの「"つぶやき"では革命は起こせない」という記事を紹介して、最後に軽く異議をとなえている。 これは、社会を見る二つの見方を象徴していると思う。それは、「抽象化」と「ハッキング」だ。 グラッドウェルは、FacebookやTwitterの細かい所にこだわらないで、「弱い絆」という概念で抽象化して、それを論じている。具体的な個別のサイトを直接論じるのではなく、ソーシャルメディア一般の機能として抽象化して考えることで、その限界を明らかにしている。 社会というのは複雑な現象だから、「抽象化」は大きな武器だ。 しかし、おもしろいのはここからで、「弱い絆」には「弱い絆」に非常に適した形の活用方法が多数存在する。例えば、骨髄移植の適格者が現れなかった場合、「○○を

    連鎖するハッキングとしての歴史 - アンカテ
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