![Amazon.co.jp: 羽生世代の衝撃 ―対局日誌傑作選― (マイナビ将棋BOOKS): 河口俊彦: 本](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3ca95395a7e93c432e6adc417e5ff4f8e7d591cf/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41mZlmGJR6L._SL500_.jpg)
コンピューターが確率の壁を超えて初手に「端歩」を選ぶ。内容:第3回将棋電王戦 第2局 佐藤紳哉 六段 vs やねうら王 2014/3/22(土) 【佐藤紳哉 六段VSやねうら王関連】 本局の生放送ページ lv161973445 電王戦 棋譜(3分)sm23155927 電王戦 棋譜(静画) mg85595【豊島将之七段 vs YSS 関連】New! 第3局 豊島将之七段 vs YSSをビジュアル解説→sm23220072 生放送 第3回 将棋電王戦 第3局 豊島将之七段 vs YSS lv161974585 「第3回将棋電王戦」 TV-SPOT (30秒)sm23065008ご心配かけて申し訳ありませんでした。退院出来たので他の動画の続きはぼちぼち作っていきます。:使用させて頂いた素材:Free音素材★音楽室、WEB WAVE LIB、sm14324276等
あの日、森内俊之は思っていた。 勝負の熱の中で、誰にも知られず、1人きりで。 「対戦相手と戦いながら自分とも戦っていました。非常に重いものを背負いながら...。自分が先になってしまっていいものなのかと」 2007年6月29日。第65期名人戦7番勝負最終局。挑戦者・郷田真隆九段との最後の戦いの終盤、勝利を確信した。勝てば名人通算5期となり永世名人の資格を得る。通算4期で並ぶ羽生善治より先に将棋の歴史に自らの名を刻むことになるのだ。「木村(義雄14世名人)、大山(康晴15世名人)、中原(誠16世名人)、谷川(浩司17世名人)と来て、次の永世名人は羽生さんがなるんだろうなーと誰もが思っていて、私も思っていたんですけど、自分が先に5期目を取りそうになった時、なんて言うんでしょうか...葛藤がありました」 将棋界について知らない人に「将棋界にはとんでもないものがある」と声を大にして伝えたくな
「観る将棋ファン」のための将棋観戦記ブログ。将棋が指せなくてもプロ棋士の将棋観戦は楽しめます。「スポーツを楽しむように将棋観戦を楽しむ」をモットーに毎日朝7時頃に更新しています。朝刊がわりに将棋観戦記をどうぞ!! いやー面白い準決勝、決勝でしたね。 結果は羽生善治三冠の優勝となりました。 準決勝は、渡辺明二冠が角換わりからの穴熊、猛攻での圧勝でした。居飛車党であれば惚れ惚れする将棋でしたね。短期決戦らしい、穴熊の暴力、タコ殴りな将棋でした。 そして準決勝もう一方の山は矢倉からの先手豊島将之プロが穴熊。後手の羽生さんはなんと雁木からの先攻。横に弱いので飛車を渡すタイミングだけ気をつけなければいけない・・・という将棋ですが、飛車を渡さずに勝ち切りました。穴熊に雁木で攻めきるとかどんな人なんでしょうか…。 ここで短期決戦においては二つの傾向があることがわかります。穴熊のように実戦的に固めてドン!
新しい年が明けて間もなくのこと、日本将棋連盟に大きな衝撃が走った。1月7日に行なわれたA級順位戦第7回戦で谷川浩司九段(17世永世名人)が渡辺明二冠に敗れ、1勝6敗となった。後日に行なわれた順位戦で競争相手が次々と星を伸ばし、その結果、谷川氏の降級が決定した。19歳から32期連続で保持していたA級ランクからの陥落。一つの時代の転換点を『将棋世界』元編集長で作家の大崎善生氏が綴る。 * * * 永世名人のA級陥落というのは独特の緊張感が伴うものである。かつて昭和を代表する大名人、大山康晴15世名人は永世名人としてA級を陥落すれば即時に引退することを表明して、ついにその一生をA級のまま送った。大山には永世名人を横綱とすればB級は平幕との意識があり、横綱が平幕で戦うわけにはいかないという矜持があったのだ。 さて谷川はどうするのか。将棋ファンは誰もが固唾を飲んで見守ることになった。私もその成り行き
年季が入りすぎて暖房が故障してしまったのか、喫茶店の店内はヒンヤリと底冷えがした。外にいるときとほとんど変わらないくらいだった。スラックスにドレス・シャツ一枚の渡辺明は「ちょっと寒いですね。着ていいですか?」と言って、例のウィンドブレーカーに袖をとおした。 ブルーマウンテンの香りに満ちていたはずのコーヒーカップは必然的に2つともカラになっている。「お代わり頼みます?」と提案すると、彼は「大丈夫です」と小さく言った。正直、遠慮は無用だった。私は熱いコーヒーを胃に流し込む欲求に駆られたが、忍耐の局面だ。話の続きを聞こう。 「ちょっと伺いにくいんですけど、やっぱり竜王位というのは特別なものだったんでしょうか」 過去9年間、彼が最も多く耳にした単語のひとつだろう。「竜王」という言葉の勇壮な響きを聞いて、渡辺は少し淋しそうな顔をした。私の問いかけが「・・・だった」と過去形だったせいかもしれない。迂
マンチェスター・ユナイテッドのエンブレムが左胸に入ったウィンドブレーカーを羽織って、渡辺明は改札口に現れた。欧州サッカーフリークの彼らしいな、と思った。狙い澄ましたように待ち合わせ時間の3分前だった。 「お待たせしました。すいません」 黒地に赤のパイピングという洒落たカラーリングは、当たり前だが、対局室の彼からは遠く、新鮮に映った。 年の瀬の12月28日。駅前の小さな商店街は正月休みに入った店もあり、静かだった。 クリスマスはご家族でお祝いを? などと歩きながら尋ねると「いや、自分はイブに対局があったので、終わった後に棋士何人かと観戦記者の方と飲みに行きました。男だけで」と笑った。 古い喫茶店に招き入れられた。「ここ前に取材で使ったことがあるんで、いいかなと」。 おそらく開店から40年は経っているであろう店内は、床から天井まで全て木で造られ、宿命的なコーヒー色に染まっている。初老の女主
王者の首に刃を突きつける奇襲だった。 将棋会館東京将棋記者会室のモニターが映し出す特別対局室の盤上には、見たこともない陣形が広がっている。隣にいた観戦記者は「なんだこれ」と驚いた後で「これは昼までに終わりますね」と言った。まだ11時前だ。対局開始から1時間も経っていない。 若手の登竜門である第44期新人王戦を制した都成竜馬三段が臨んだ記念対局。相手は羽生善治三冠だった。いわゆるエキシビジョンマッチである。非公式戦で、正式な記録としては残らない一局だが、少なくとも都成にとっては真剣勝負だったはずだ。羽生の胸を借り、自らの腕を試すことができるのだから。仮に白星を挙げれば、何より雄弁に実力を示す看板になり、己の背中を押す自信にもなる。天才たちが四段(プロ)昇段への切符をめぐって弱肉強食の死闘を繰り広げる三段リーグに持ち込む、最良の財産となるのだ。 独創的な指し回しはプロ間でも高い評価を受け、奨
ご心配を頂いていますが、普通にやっています。第5局の翌朝(土曜)は真っ暗な時間に露天風呂に入った後に1人で帰りました。魚津駅ではコートを忘れたので超寒かったですし「はくたか」が混んでて座れなかったんですが、既に気分は落ちていたので別にどうでもいいや、という感じでした。 打ち上げの時にご挨拶が出来なかったので帰宅してから読売新聞将棋担当の小田さんに「長いことお世話になりました」と電話をしたら「いえいえ、またいつでもお世話しますよ」と言ってもらったのにはジーンと来ました。 今日(日曜)は矢内さんの結婚式にお招きいただきました。左が谷川会長、右が羽生さん、正面が森内さんという席。気にせず楽しく飲んでいたんですが中村修先生が「空気が重いから君はこっちね」と上田初美さんと席をトレードすることになり、女流棋士テーブルへ。やっぱり暗いオーラが出ていたんでしょうか?テーブル回りの際、新郎新婦もなぜ?という
連載「いささか私的すぎる取材後記」の記事一覧です。勝負は決した。 特別対局室の様子をモニター越しに見つめる控室や記者室に、もう熱狂はなかった。午後10時30分が過ぎようとしている。窓外からわずかに吹き込んでくる熱帯夜の風はまだ炎天下の余韻を感じさせたが、あれほど激しかった盤上の熱は、もはや消え失せていた。7月22日、将棋会館にて午前10時に始まった第61期王座戦挑戦者決定戦は、中村太地六段が郷田真隆九段を屠るための最終盤へと突入していた。終局に身構えた控室は息をのみ、不思議な静寂に包まれている。それでも郷田は投了を告げなかった。 もう終わったのだ。後手玉(後手の王将)は詰んでいる。検討陣の棋士たちや観戦記者は当然のこと、携帯中継を見守る日本中の腕自慢のファンですら、おそらくは詰み筋を読み切っていただろう。あとは中村が手順通りに指せばいい。これから13手を進行させ、完璧に郷田玉を詰ます。残さ
金太郎がテーブル首を突っ込んで悪さしている。 午前中は「日曜コースA」だった。私は途中で抜けて東京に向かう。「将棋に集中しないのなら、来なくていいから!」一瞬は静まるがまた戻る‥子ども相手に必要なのは将棋の好きさ、根気とタフさである? 佐和田2級の指導対局、手合いは西田三段に任せている。 兄弟子の引退慰労会 7月14日 新大阪から東京に向かう。構内で本を買いに行くと、ビジネスコーナー話題の本に私の「逆転、スーパートリック」の本が並べてあって驚いた。間違えて置かれてあるわけでもなさそうだ? 「騎手の一分」藤田伸二 「十三回忌」小島正樹 「yah生活保護三兆円の衝撃」NHK取材班の3冊を買った。どれも面白かった。やはり読書がいい。 今回は新幹線ひかりにしたので、たっぷり読めた。本を読むのは久しぶりである‥ 見覚えのある風景、久しぶりの東京だ‥緊張する。 会場が目黒だから品川で降りればよかったの
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