学校を「ごちゃまぜのラーニングセンター」にしたい わたしは学校を、もっともっと多様性が混ざり合った、いわば“ごちゃまぜのラーニングセンター”にしていくべきだと考えています。 そもそも市民社会とは、生まれも育ちもモラルも価値観も国籍も宗教も異なった、きわめて多様な人びとからなる社会です。だから学校もまた、本来であれば、できるだけ多様な人たちが出会い、知り合い、多様性を「相互承認」する機会をもっと豊かに整える必要があるはずなのです。 でも、今の多くの学校は、ある意味ではきわめて同質性の高い空間です。 同じ学年の子どもたちだけからなる学級集団を、みなさんは不思議に思ったことはないでしょうか? そんな同年齢集団は、学校のほかにはないんじゃないかと思います。 「自由の相互承認」は、わたしたちがまさに多様な人たちと出会い、知り合うことから始まります。知り合うことがなければ、分かり合うことも、そして認め
![学年とクラスをなくせば不登校は激減する なぜ学校だけ「同年齢集団」なのか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2e514905c78efe45ea706eefb67fe0b4521780ff/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpresident.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F8%2F9%2F1200wm%2Fimg_89350eb50be0d79644026a1176d99477565199.jpg)