労組日本プロ野球選手会(新井貴浩会長、33=阪神)がポスティングシステム(入札制度)の制度変更を訴えた。2日、大阪市内のホテルで選手会総会を開催し、楽天岩隈とアスレチックスの移籍交渉が難航していることなどを議題にあげた。現システムでは最高額で入札した1球団としか交渉できないことから起きた問題。新井会長は「危惧していたことが現実になってしまった。1球団が交渉権を独占するとこういうことになる。例えば入札で上位3球団が権利を得て、交渉してもらうとか。第2、第3の問題が出てはいけない」と語気を強めた。 入札額上位3球団による交渉案は、以前から選手会でも検討していたもの。岩隈のような犠牲者が出ないように、早急に制度の見直しを日本野球機構(NPB)側に働き掛ける。選手会の松原事務局長は「来オフからの制度変更を目指し真剣にポスティングシステムについて話し合っていこうということ。このままだと選手も球団も困
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