4月4日、祖先を供養する中国の儀式「清明節」が行われるマレーシアでは、紙製iPad2が発売直後に「完売」になった。写真は本物のiPad2。バルセロナで3月撮影(2011年 ロイター/Albert Gea) [拡大写真] [クアラルンプール 4日 ロイター] 高い人気で発売直後から品薄状態が続く米アップルのタブレット型端末「iPad2」は、死後の世界でも売り切れとなっているようだ。祖先を供養する中国の儀式「清明節」が行われるマレーシアでは、紙製iPad2が発売直後に「完売」になった。 中華系国民が4分の1を占めるマレーシアで、礼拝関連用品を販売するジェフリー・テーさんは「亡くなった親族がiPad2を含めた高級品を欲しがると考える顧客もいる」と述べた。清明節に合わせて中国から紙製のレプリカ300台を輸入したが、すぐに売り切れてしまったと語った。 紙製iPad2の価格は1ドル(約84円)。中