10日、高松市の量販店にある上りエスカレーターで80代の男性が車いすに乗せた妻とともに後ろに転落し、後方にいた女性が巻き込まれて死亡しました。 この事故で渡邉さんは全身を強く打って市内の病院に運ばれましたが、およそ8時間後に死亡が確認されました。また、男性の妻が胸の骨を折るなどの大けがをしたほか、男性が軽いけがをしました。 警察によりますと、男性が3階に到着してエスカレーターから降りようとした際、床との段差に車いすが引っかかり、バランスを崩して後ろに転落したということで、警察が、事故の状況を詳しく調べています。 一方、10日の事故を受けて店は11日、エスカレーターのそばに車いすの利用を禁止する看板を出しました。ニトリは、「お客さまが亡くなるという大きな事故が起き誠に残念です。より一層の安全対策に取り組んで参ります」とコメントしています。