2020年4月3日、世界での感染者が100万人を超えたとの報道がありました。日本では、これまで、新型コロナについて、楽観論が多く、オリンピック延期後急に感染者の増加と感染後の重症化が深刻な問題とされています。 日本では高齢者は肺炎で死亡することが多いとされてきました。死因を年齢別に統計化したものは、人口動態調査です。日本でのインフルエンザの死亡はこれまで超過死亡で見られてきました。今回の新型コロナで、超過死亡が出るとおもいますが、肺炎死亡にも、インフルエンザやインフルエンザ菌、また、誤嚥性肺炎もあります。現段階で、武漢と比較した肺炎死亡について、医療問題研究会の医師山本英彦さんの見解をご紹介します。 1.新型コロナウィルス感染の現状把握と評価 どれだけ怖いのかについてはインフルエンザや他の肺炎死との比較が一番良いと思います。 資料:厚労省「平成30年(2018年)人口動態統計月報年計(概数
![コロナ対応を知るシリーズ その6 新型コロナウイルス、インフルエンザ死亡とどう比べるべき?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8d71ff5111e05619a10d29bb40d7aebaa75c8fbc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs0.wp.com%2Fi%2Fblank.jpg)