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2021年2月28日のブックマーク (2件)

  • 私も最初の図書館は団地の集会所の一角にあった、本棚3つの「むくのき文..

    私も最初の図書館は団地の集会所の一角にあった、棚3つの「むくのき文庫(仮称)」だった。 スタッフは自治会の役員さん(ほとんどが子持ちのおばちゃん)。自分の母親が役員をしているときは、子どもたちに読み聞かせをしてるのをちょっとうれしい気持ちで一緒に聞いていた。時には、『男の子と女の子の心と体』みたいなを借りる私に、「ゆうちゃん(仮名)はそんなに興味があるのね(笑)」とプライバシーもない質問をされたりもしたけど。役員さんたちはみんなボランティアで、自分の子や地域の子どもたちにのある環境を用意しようと尽力してくれていたのだと思う。 その後、自転車で行ける分館ができ、電車で中央図書館にも足を伸ばすようになって文庫からは遠ざかったけど、最初の図書館はやっぱり文庫だ。今は文庫は廃止され、棚には鍵が掛けられて、集会所の片隅に残っていると聞く。 思い出させてくれた増田に感謝したい。

    私も最初の図書館は団地の集会所の一角にあった、本棚3つの「むくのき文..
    MiG
    MiG 2021/02/28
  • 小さな図書館の思い出を喋りたい

    近畿郊外のベッドタウンの話だ。 その片隅の、さほど大きくない団地に育った。 団地とともにできた集会所の中に、小さな図書館の分室があった。 学校の教室一つぶんよりも小さいそこに、子供のころ足しげく通った。 児童書コーナーにあったはおそらく全部読んだと思う。 漢字がわかるようになると、鉄道ファンの積みあがったバックナンバーをひたすらに読み漁った。 身長が伸びてくると、棚の上の方にあったソノラマ文庫に手が届くようになった。 クラッシャージョウに世間から十年遅れくらいでドハマりした。 コバルト文庫やソノラマ文庫の並んだ中に、いつごろかロードス島戦記と風の大陸が入った。 ライトノベルを読み続ける一生は、この図書館に教えられた。 いつしか小さな図書館の蔵書では物足りなくなり、自分でを買いそろえるようになると、徐々に足は遠のいていった。 やがて団地そのものから引っ越すことになり、最後に行ったのはも

    小さな図書館の思い出を喋りたい
    MiG
    MiG 2021/02/28