昨日放送の10ch(テレ朝)『山田太一ドラマスペシャル・終わりに見た街』は面白かった。 いやいや、民放のテレビであの様なドラマが放送されるなんて世の中まだ捨てたものじゃないなと思った。 大江健三郎の『鎖国してはならない』(講談社文庫)で紹介されている逸話が衝撃的である。彼は森有正教授が27年前に著書で書いたことが今でも忘れられないとして、こんな事を紹介している。 「ICU(国際基督教大学)に若いフランス人女性が訪ねてきたので、・・・・(森教授が)レストランに案内して話をした、というのです。 〈彼女は急に頭を上げて、殆ど一人言のように言った。「第三発目の原子爆弾はまた日本の上に落ちると思います。」とっさのことで私はすぐには何も答えなかったが、しばらくしても私はその言葉を否定することができなかった。それは私自身第三発目が日本に落ちるだろうと信じていたからではない。ただ私は、このうら若い外人の女
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